自転車の左側通行厳格化。12月1日から違反者は罰金に

 道路交通法改正により自転車の左側通行が厳格化され、12月1日から違反すると『三月以下の懲役又は五万円以下の罰金』になる。ご存じだっただろうか?



 今年6月に公布された「改正道路交通法」により定められたもの。同法律には施行日が定められていたなかったが、11月13日に『道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令』が公布されたことで12月1日から行われることになった。今後、右側を通行する(逆走)と罰金になる。

 これまで左側とはされてはいたが、改正されるまでは「路側帯を通行することができる」とされており、左右のどちらとも書かれていないため右側を通行しても“おとがめ”はなかった。改正により「道路の左側部分に設けられた路側帯を通行することができる」となり左側と規定され厳格化された。
 
 路側帯とは、道路の端にある白線のことでこの内側(車道からは外側)を走行することが原則だ。ところが注意しておきたいのは、歩道がない場合などにある二重線の白線の場合だ。これは歩行者専用路側帯を示しており、この内側を自転車は通行してならず、線の外、車道側を走らなくてはならないことだ。二重線でも一本が点線の場合は自転車の走行ができるなど複雑。ご注意を。
(参考:香川ニュース 路側帯 自転車は左側通行/改正道交法、年内施行

 話は戻り、法律が改正されたのは自転車による事故が増えたことが原因だ。警察庁に資料によると、自転車対歩行者の事故は10年前に比べて約1.3倍に増加したことや交通事故に関与した自転車運転者の5分の3以上に法令違反があったことから自転車の交通ルールを徹底することが不可欠としていた。
 改正は必要だったことだと思うが、問題はどれだけ周知されているかだろう。警察頼みではなく、入間市のように自治体での広報活動や普段からの自転車の通行ルールを知る機会を増やす必要もある。そして何より、取り締まりがあるからではなく、歩行者や自らを守るためにもルールをどおりに、より安全に自転車を走らせることを心がけたい。

【参考】
警察庁
 新規制定・改正法令・告示  法律
  平成25年6月14日
   道路交通法の一部を改正する法律(平成25年法律第43号)

 新規制定・改正法令・告示 政令
  平成25年11月13日
   道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令

Yahoo news 弁護士ドットコム
 自転車は「右側」を走ってはいけない! 「改正道交法」の注意すべきポイント

週プレNEWS.
 違反者続出間違いなし! 自転車の路側帯右側通行で罰金5万円の恐怖 ?