境幼稚園の雰囲気も残し境こども園が完成  

 境こども園(武蔵野市子ども協会が運営)がこのほど完成。内覧会が行われたので出かけてきた。旧市立境幼稚園に比べれば園庭は狭くなったのかもしれないが、十分な広さの園庭があり、室内も開放的で魅力的な施設だった。

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sunaba築山

 園舎に入ってみて驚いたのは長い廊下。図面上は58mほどあるそうなので、ここで50m走ができそうなほどだ。実際には途中に仕切りなどを置く予定だそうで、走ることにはならないだろうが、学校の廊下のような感じで、それも南側に配置されていることもあり印象深かった。土地の形状もあり、細長い園舎になっているが、中央に廊下が配置される一般的な施設とはずいぶんと雰囲気が違うなと思った。
 また、旧境幼稚園の特色であった図書については、一階と二階に図書コーナーがあり読書をしやすくしてある工夫があったことも印象的だった。園庭にあった大きな築山はなくなったが、小ぶりの築山があったことや場所は変わっているが、武蔵野の幼児施設でも最も広いと思えるほどの大きな砂場(この日はまだ工事中)があるなど旧境幼稚園の特色をうまく生かしていた。
 保育室などは、木材を使い採光にも注意が払われており明るい雰囲気だ。クラスごとの保育だけでなく、つなげて使うなどもできるようになっていた。

ゼロ歳児屋上

ランチルーム北

 幼保の部屋だけではなく、好きな時間に保護者と子どもが自由に来ることができる地域開放事業の部屋も印象的だった。部屋が意外と広いこともあるが、ここに職員を配置することで子育て支援を行うことができることになるからだ。0123の小型版ともいえるかもしれない。
 大型の施設を作るのではなく、なるべく身近にこのような施設(部屋)を増していくことが今後は重要だと思う。その意味でこの場所の活かし方次第で、今後の武蔵野市の子育て支援策の方向性が変わるのではないかと思えたからだ。運用面については今後、明らかになると思うが期待をしたい。

 境こども園は、幼稚園と保育園が連携する武蔵野市初の認定こども園(予定)。当初は24年4月に開園予定だったが工事事業者が倒産したことで4月開園に間に合わず今回まで延びていた。今後、11月18日に市民会館や児童館で仮住まいしていた園児が移り、12月から新規入園児などを加えた保育が始まる。

jiyuu一階

急所k

(写真は上から)
園舎の入り口
長い一階の廊下
園庭の砂場
築山
木製の大型遊具
ゼロ歳児用の庭。今後、芝ではなく草などを植える予定
ランチルーム兼多目的室
ランチルームの北側は玉川上水と接しており景色もいい。大人のランチルームにもいいかも。
屋上。日除け付けられ夏にはプールが置かれる
給食室をのぞける窓があった

【参考】
武蔵野市子ども協会 境こども園新築工事状況