マニフェスト大賞 プレゼン研修会

第8回マニフェスト大賞授賞式の前日、10月31日にマニフェスト大賞優秀賞を受賞者がプレゼンを行う研修会が開催された。
 受賞者の政策の内容をもっと知りたい、受賞者からはもっと説明をしたいとの要望があったことから昨年試行し、今年も規模を拡大して行ったもの。研修会の参加者が投票により優秀プレゼン賞を選ぶことも実施した。これは有識者が選ぶのではなく、議員など参加者が選ぶというもので、日本のプロ野球が選手がベストナインを選ぶ賞などを参考にして考えられた。議員同士でないと、よくぞここまでできた分からないことが少なからずあるからだ。

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 投票により選ばれたのは、下記のとおり。応募者名の下は応募内容の概要。

○佐賀県
県職員の提案から、県が全国で初めて県内の消防本部すべての救急車55台に配備した多機能端末「iPad」が、救急患者の搬送に効果を上げている。受け入れ可能な病院が瞬時に分かるため、搬送時間が平均で約30秒短縮されたうえ、規模の大きな病院に偏りがちだった患者の分散化にも貢献するとともに、全国のモデルとなっている。

○ポリレンジャー~若者の手で政治を良くし隊!~
島根県松江市のここ4年間の市政の評価書を作成しようと平成24年の夏に本格的にスタート。市政への評価・提言だけではなく、若者の政治への興味関心の向上を目的とした。大学生がマニフェスト評価をするということで、周りの若者へ政治の興味関心を高めていけたらと考えた。「大学生」らしさを大切にしている。

○あきる野市議会
議会だよりの大幅リニューアル。「手にとってもらえる表紙作り」「気づきを与える表現方法や読みやすさの工夫」を目指し、リニューアルを実施。リニューアル前後を比較した効果測定では200人中85%の方がリニューアル後の議会だよりを評価した。発行日には、議員が市内の駅頭に立ち議会だよりを配布した

 プレゼンは3分間と追加アピールが30秒と非常に短い時間で行われた。プレゼンを行う人はもっと時間をかけて説明をしたいと思ってはいるだろうが、全体の時間が限られていることやエッセンスを凝縮してプレゼンをするにはこの時間でも大丈夫かと考え実施したもの。会場参加者には、冊子が配布されているので概要は分かっているのとの前提でのプレゼンだった。

 この様子を見ていて思ったのは、長々と説明するだけが良いのではなく、短く、分かりやすく伝える力が重要だということ。短いほうがより、印象が残ると思った。そのためのプレゼン力も必要になる。これは議会での質問でもかなり応用できると思う。

 また、プレゼン賞はマニフェスト大賞の審査委員は参加していない。審査委員が選んだ最優秀賞とも違うのも興味深い結果だった。受賞者全員がプレゼンに参加できてはいないので、マニフェスト大賞と直接の比較はできないが、ネットを使い、多くの市民の方にも投票に参加してもらうなども今後は考えられると思った。マニフェスト大賞をより広く知ってもらうことや盛り上げるためにも考えてみたい。