トラストのお米と農業支援

 今年の新米、約30kgが玄米で届いた。千葉県鴨川市にある大山千枚田のお米で、この棚田を守るためにトラストに参加しており、今年の収穫として届いたものだ。

kome2

 大山千枚田は、「東京から一番近い棚田」。トラストの目的は棚田を守るためだが、豊作でも不作でも関係なく、作付前に収穫物へ一口3万円のお金を払うという仕組みになっている。お金を出す人(主に都会の人)は、収穫物以外に田植えや草刈りなどの、にわか農作業に参加し楽しむことができる“権利”を得られる。農作業に参加できるのは、お金を出した人だけでなく、家族、友人でも何人でもいい。収穫物はお金を出した人だけが得られるが、それを分配してもいいというもの。実際の田の世話は地元の農家に頼んでおり、農業収益のひとつにもなり、都会と農村の交流にもなるというWINWINの関係にもなる。

 鴨川市はアクアラインがあるため武蔵野市からは車で3時間もかからずにで行くことができる(道路状況によりけり)。このトラストを担っているNPO、大山千枚田保存会が運営している宿もあるので、宿泊しての参加も可能と地の利もあるのがこのトラストの特徴だろう。

kome 農業支援には、収穫物を農家から直接購入することでもできるが、農業への理解を広げることや交流もできるこのような支援がもっと広がってもいいと思う。多くの人が共同でひとつの田をトラストする制度以外にも、棚田の一区画のオーナーになり、作業への参加をしなくてはならない制度もあるが、私には行けない時には行かなくてもというトラスト制度があっているようだ。他にも大豆のトラストや酒造り、古民家の再生など幅広い事業をこのNPOは行っている。ご興味があればサイトをご参照下さい。

 今年収穫したお米は、収穫祭に参加してもらってくるものだが、市長選と重なったので行くことができず届けてもらった。これからしばらくは、精米機が精米機がフル稼働してお米をいただく日々が続く。

写真写真は届いたお米。今年の5月に行った田植えの様子