原発への考え方は? 【武蔵野市長選挙】

 武蔵野市長選挙での争点がよく分からない、との意見を伺うことが多い。確かに、施設や道路を作る、作らないなど分かりやすい争点がないので、それぞれの候補者の違いが分からいかもしれない。しかし、原発への対応については明確だろう。


 市長候補の選挙公報は、戸別に配布されており、インターネットでも公開されているので、それぞれの政策を見比べることができる。この公報を見る限りでは、『原発に依存しない環境共生都市の創造』と書いているむらかみ候補のみが原発への態度を明確にしているのが分かる。脱原発をめざす首長会議に参加していることやこれまでの議会答弁を考えれば、脱原発であることは明らかだろう。

 他の二人の候補は、原発のへの対応は選挙公報を見る限りでは分からない。議会活動でみると、2011年12月に議会で採決のあった原発関連の陳情の賛否でその姿勢は分かるだろう。具体的には、「送電と発電の分離について国への意見書提出に関する陳情」、「すべての原発の廃止について国への意見書提出に関する陳情」は二人とも否決しているからだ。

 武蔵野市と原発は直接的には関係が薄いと考えることもできるが、市長としての考え方で市の事業方針は決まるもの。武蔵野市で原発の電気になるべく頼らないように再生可能エネルギーや省エネを進めるべきか。脱原発か、否か。これも、市長選挙での投票の選択肢のひとつになるはずだ。むらかみ候補は脱原発。他の二人は違うということ。

写真は、むらかみ候補の事務所に届いた原発事故により武蔵野市に避難されている方からの「為書き」(必勝祈願ポスター)

写真 (2)