旧西部図書館。歴史資料館になると家賃が1800万円に

 武蔵野市議会に上程されている補正予算に歴史資料館の使用料があった。旧西部図書館が歴史資料館となり来年4月に開館予定だが、歴史資料館になることで東京都に払う家賃が発生していたのだ。

 補正予算の審議で旧西部図書館の時は無料であったのが、なぜ、歴史資料館になると使用料(=家賃)が発生するのかを質問したところ、博物館法に基づく施設に変わるのが理由で旧西部図書館の施設、園庭などの面積から年額で1800万円になる。公的な施設であり減免を要望して現在交渉しており、現状で半額になる見込みのため、本来の使用料の半額を補正予算に計上したとしていた。

 旧西部図書館は、都営住宅の建替えに伴い地域還元施設として都から提供されたもの。そのため、境地区になかった図書館にしたのが経緯だ。そのため使用料はなく、空調機器や警備費用などは市が負担していた。それが、歴史資料館に変更することで使用料が発生する。しかも、都が算定した積算根拠は分かずブラックボックスになっているという。都からすれば、少しでも収入を増やしたいと考えるのは分かるが、経緯を考えればおかしな話ではないだろうか。このような使用料は認められない、と思ってしまう。

 答弁では、来年4月の開館を予定しており、作業などがあるため今回の補正予算に計上したが、引き続き、無償も含めて交渉するとしたことから賛成したが、釈然とはしない。そもそもで言えば、歴史資料や公文書、民具を西部図書館、あるいはプレイスの分館という“図書館”として収集すれば必要なかった使用料ではないか。そう多くの民具はないのだから、博物館法に基づかなくてもできるのではないかと以前から考え、議会でも発言してきたからだ。答弁では児童福祉施設なら無償としていたことを考えれば、保育所でも良かったのかもしれない。
 なにはともあれ、算定根拠も分からないのだから、無償が基本だろう。市の交渉を待ちたいが対策が他にないのか考えたい。