武蔵野市立桜野小 増築工事確定へ

 9月11日の市議会文教委員会で武蔵野市立桜野小学校の増築工事契約の議案が審議され、全会一致で可決した。19日の本会議で成立する見込み。 増築は児童数が増えることが見込まれるため行うもので、26年度中に工事を終え27年4月から使用開始予定。建設期間が短いため、通常の校舎とは違い、プレハブ構造での校舎となる。

sakurano_ページ_場所sakurano_校庭側からの立面図


 プレハブとは言うものの、その昔のプレハブ校舎とは違い鉄骨造りで授業などに支障はないもの。一階に学童クラブ室と第2音楽室、二階と三階に普通教室がそれぞれ3教室入る。また、エレベーターは給食の配膳用だけではなく、バリアフリーに配慮して車いす対応となっている。

■バルコニーからの避難

 審議のなかで気になったのは、二階と三階にあるバルコニーだった。火災時などに二方向への避難経路を設けることが法律で決まっているために、階段以外の避難路として設置されるものだが、バルコニーに避難したもののこの議案で示された資料ではその先が行き止まりになっているように見えたからだ。東京都建築安全条例では、地上へ降りれる階段か他に避難できるところに接続することと規定されているからだ。答弁では、消防と協議中で何らかしらの対応を行うとしていた。二階のバルコニーから非難するのなら、渡り廊下と接続できないか、と質問したところ、このことも含めて協議するとのことだった。

sakurano_2階平面図 もうひとつ気になったのは教室の面積。図面では7×8mとなっており、一般的な8×8m、7×9mよりも若干狭くなっているからだ。答弁では、確かに狭いが桜野小の他の教室も同じ面積であり、学校と協議したところ授業に支障がないとしていたのでこの面積にしたとしていた。建設できる敷地面積に限りもあり、この程度は致し方がないのだろう。他にも化学物質への配慮をすべきと提案をして議案には賛成をした。

sakurano_学童■学童クラブ室

 一階にある学童クラブ室の定員は60名を想定。北校舎にある学童クラブ室を含めると最大で150名程度の定員にすることはできるが、育成環境を考えると大規模には課題があるので、この定員としているとの答弁だった。ただし、今後、現在の3年生から6年生までが学童クラブの対象になるため定員については流動的にしている。待機児は出さないようにしたいとの答弁もあった。
 想定では、桜野小の児童数がさらに増えるとされており、増えたさいにこの学童クラブ室は普通教室に転用される予定。その場合、旧桜堤小学校跡地に学童クラブ室を設ける予定となっている。

桜野小増築工事
 工事費合計(消費税込) 2億7825万円
 工事業者         大和リース株式会社 (電子入札による制限付き一般競争入札)

画像は上左から
・増築校舎配置図
・外観(校庭から)
・二階平面図(三階も同様)
・一階平面図

【資料】
2013年09月11日文教_桜野小増築工事議案資料.pdf