武蔵野市議会会派、「むさしの未来」が分裂

武蔵野市議会の会派、「むさしの未来」が分裂し、4名の構成議員のうち、2名の議員が新会派「むさしの無所属クラブ」を結成した。残った2名の議員は、同会派を続ける。このことにともない、会派に所属する議員数に応じて委員の数が決まる議会運営委員会、外環道路特別委員会、広報委員会の委員差し替えが8月5日の議会運営委員会で行われた。会派の分裂は、致し方がないとは思うが、先のことを考えられないのかと思った。



「むさしの未来」を引き継ぐのは、深田議員と西園寺議員。「むさしの無所属クラブ」 を結成したのは、小美濃議員と前田議員。分裂理由については、正式に知らされていないので分からないが、衆議院議員選挙、都議会議員選挙、参議院選挙と会派の中で異なる候補を応援してきた経過を経ての分裂となっている。それぞれ政党の所属しない無所属の議員で構成されていたとはいえ、もともと自民党の支部長だった議員や地域政党の議員などで構成されていた会派だった。
 会派について法的な規定はないが『同じ主義・主張をもった議員がつくっているグループ』(横浜市会の用語解説より)というのが一般的だろう。原発への考え方などが異なっていたこともあり、当初からまとまるのかとの思われていた会派だった。

 会派の分裂は、ある程度、致し方がないと思うが、今後もさらに変動が想定されていることを考えると、どうなんだと思う。9月29日に告示される武蔵野市長選挙に深田議員が立候補すると記者会見をしていることから、2名以上の議員が必要となる会派要件を満たさなくなり「むさしの未来」会派がなくなることになるからだ。なくなった時点で、また議員の差し替え、さらには会派控室の変更などを行わなくてはならない。
 同じ日にあった会派代表者会議で、先のことをどう考えているのかを「むさしの未来」会派の代表者に質問をしたところ、会派内でも分からない、との返答だった。まだ立候補をしていないことや法や条例でなくなることが分かっている会派を構成できないと規定できないことは確かだが、もう少し、先のことを考えてもいいのではと思う。市議会議員から先の都議会議員選挙に立候補した島崎議員は、委員会構成などに影響が出ない時期に辞職したのとは大きな違いだ。手続きが面倒だというのではなく、今後が分かっているのなら、先を考えて行動すべきと思う。飛ぶ鳥は後のことも考えるべきだ。