武蔵野市議会 西武多摩川線などの存続を求める決議を全会一致で採択

6月6日の武蔵野市議会本会議で「市民生活に欠かすことができない西武鉄道5路線の存続と沿線の更なる充実、発展を求める決議」が提案され、全会一致で採択された。

 決議文は下記。



市民生活に欠かすことができない西武鉄道5路線の存続と沿線の更なる充実、発展を求める決議

 先般、西武鉄道を初めとする西武グループの持ち株会社である西武ホールデイングスに対し、同社の筆頭株主である投資会社サーペラス・キャピタル・マネジメント(以下「サーベラス社」という。)が株式公開買い付けを実施することに伴い、西武鉄道の不採算路線とされる多摩川線、国分寺線、多摩湖線、山口線、秩父線の5路線の廃止などを求めていることが大きく報道された。

 武蔵境駅を起点とする多摩川線を初めとして、この5路線は、地域住民に欠くことのできない重要な生活の基盤であるとともに、経済活動の基盤として更なる充実、発展を期待しているところであり、廃止となればその影響は計り知れない。また、多くの沿線自治体では、長年、西武鉄道とともに発展し都市形成をしてきた歴史を有し、今後も市民福祉の向上と都市の発展を図るうえで、今回の路線廃止の提案は断じて許すことはできない。

 サーベラス社は、この提案の検討を求めてはいないとしている。しかしながら、鉄道のような公共性、公益性の高い事業に対し、株主という優越的な立場から経営合理化優先でこういった提案がなされること自体、極めて遺憾である。
 利益優先の合理化策によって、市民生活に必要不可欠な鉄道事業がその存廃を議論されることは、沿線住民はもとより、まちの発展に期待する多くの市民を不安に陥れるものであり、断じて容認できるものではない。
 よって、武蔵野市議会は、関係者に対して現行事業路線の将来にわたる運行継続の確約を強く求めるものである。

 以上、決議する。

平成25年6月6日

【資料】
 原文はここ