市民会館と児童館で4月から保育  境こども園工事業者倒産で

 2月4日の市議会文教委員会で建築工事請負業者の倒産により建築工事が中断し、4月の開園ができなくなった境こども園について行政報告があった。報告によると園舎の工事の再開は早くても春以降、完成は秋以降となる見込み。それまでは、武蔵境駅北口にある市民会館の保育室や桜堤児童館を利用して保育を行う。



 工事の再開ができないのは、破産管財人との手続きがあることや工事を引き継ぐ業者が工事を行った場合、どこまで施設への責任を持つかなどの協議などが残されているため。市としては年内に完成をさせたいとしている。
 境こども園は、幼稚園と保育園の双方の事業を行う認定子ども園だが、長時間保育(保育園型)は市民会館で、短時間(幼稚園型)は、児童館で保育することになり、そう離れてはいないものの別々の場所での事業となる。

 市民会館で想定されている保育スペースは、現在の印刷室を保育室の壁を取り払い、広げ畳のスペースも設ける。印刷機などはトイレの横へ移動。1階のミーティングスペースをプレイルームへと改装し土足ではつかないようにするなどの工事を今後行う。児童館は2階の育成室、遊戯室、工作室を保育スペースにする。

 給食はケータリングも考えられるが、スープなど温かいものを提供したいので認可園での給食を提供できないか検討している。代替施設とはいえ、認可園と同じようにしていきたいとしていた。

 市では今回の倒産を受け、内定していた予定者には他の保育園などへの転園申請も受け付けた。その結果、現状で長時間保育の定員は61名だが、内定者48名にたいして実際に通う想定人数は26名。短時間保育の定員は46名、内定者33名に対して想定されている人数は30名となっている。

【視点】
 4月開園に間に合ったことは評価したい。仮施設なので国などからの補助金はなく市が全て負担する事業となってしまうがいたし方がないことだ。市民会館は教育委員会施設、保育事業の所管は市、運営は財団法人子ども協会と誰が責任を持つかあいまいなところがあるが、運営者である子ども協会が責任を持つとの答弁だった。一日も早い工事再開が求められている。

図は、委員会に提出された資料から市民会館と児童館の保育スペースの平面図。

sakai

【資料】
2013年02月04日文教_代替施設における境こども園事業の実施について.pdf