武蔵野市役所8階の食堂、売店が閉店へ

 武蔵野市役所8階にある食堂と売店が3月末で閉店することが分かった。採算性から運営業者から撤退の申し出があったためで、市は利用者の利便性を維持するため、4月から新たにコンビニエンスストアを出店できないか検討している。食堂は、検討委員会を設置し業者の選定方法から検討する。



 食堂と売店は、当初は市職員の福利厚生事業の一環として職員共済会が食堂の運営を行っていた。しかし、職員の利用が少なくなる一方で、市民の利用の多いことから共済会としての食堂を平成19年年度を廃止。平成20年度からは、市民の利用を想定した食堂となり、業者も変り営業されていた。福利厚生が目的のため、当初は食堂の光熱費などを共済会が負担していたが、20年度からは業者負担となっている。そのため、メニュー料金は上がっていた。

 今回の撤退は、経営陣の交代も理由とされているが、そもそもは採算性が良くないことが理由だ。
 実際に利用してみると、一般的な食堂よりも安価だが、その料金にあった内容というのが私の感想。値段の安さを優先させればファーストフードのほうが安く、利用する理由は近いからが大きな理由というものだ。同じような値段で他の事業者の弁当配達もあることから市職員の利用も少ないようだ。
 業者の立場から考えれば、8階ではなく1階で開店し周辺の人も呼び込めるようにしないとやっていけないだろう。平日のみ、夜間もできないではそもそも採算性が良くなるわけがないからだ。コンビニや食堂を一般の人も利用できるように1階に設置する大学もあるなど世の流れというものだ。市役所にも飛び込みでそのような事業者が営業に来ることもあるそうだ。

 しかし、市の考えとしては8階にこだわるという。これまでにも、市役所が食堂を行うべきかの議論が庁内でもあり、事業としては考えにくいからだろう。一方で、タニタの食堂が注目され都内の学食がリニューアルされ一般の人も訪れるようになるなど社員食堂を採算性だけでなく見直す流れでもでてきている。今後、そもそも必要なのかから、食堂のあり方を考えることにもなりそうだ。
 さ~て、どう考えるべきか。食堂はあったほうがいいが、悩ましい問題。

【資料】
2013年02月01日総務_売店及び市民食堂の撤退と今後の対応について.pdf