プレイス南の公園で高校生が自主運営ライブ もっと期待したい

1月13日に武蔵野プレイス南側の公園で高校生バンドによる屋外ライブが行われた。参加者が会場の運営も行いながら行うというもの。プレイスの支援はあるものの、基本的には自分たちがやりたいのなら自分たちでやってもらうというこの手法は、とってもいいと思う。

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 会場となった公園は、JR中央線武蔵境駅南口のすぐ目の前にある市の公園(※)だ。プレイスには青少年フロアがあり音楽練習用のスタジオもある。練習をすれば、どこかで発表したくなるのは当然だが、その場所がないのが実は課題だ。
 学園祭やストリートで行うとしても限度があるし、ライブハウスを借りるまではハードルが高いだろう。そう考えると、この公園を使うことは、いい目のつけどころだ。周辺に民家がなく駅前なので多少の音は出せる。何よりも人通りがあり集客しなくても一定の観客がいる。観客がいることで演奏の励みになるし、より練習をしようというモチベーションにつながるからだ。

 このライブのいいところは、行政、施設管理者が全てをお膳立てをしないで、演奏したい高校生が会場設営や受付、司会、音響などまでも行っていたことだろう。
 役所的観点からは費用がかからないメリットがあるが、そもそもはやりたい人が自らの責任と熱意で行うべきことだと思うからだ。
 何よりもポイントは、このようなことをしようとすると、前例がない、他の部署との調整が面倒くさい、仕事が増える、何か文句が出たらイヤだなど役所的発想で普通は実現しないのだが、それが実現したことだ。この発想を払拭したことでもあり、今後の他の事業も含めて大きなステップになるとも思った。

 すぐにダメとせずに実現するには何が必要で、どうすればいいかを発案者と考えていく。これが重要なのだ。

 今後は、定期にできるようにすること。さらに大きなステージでできるようになること。できれば、参加者のなかからメジャーなバンドが出てくれないかなと思うが、それは過大な期待かも。
 まずは、この場所で実現したことに拍手したい。
 
 

【参考】
朝日新聞 高校生、手作りライブ 企画・音響なども 東京・武蔵野

※武蔵野プレイスは、図書館を中心機能とした市立の複合施設。指定管理者制度により、市が出資する財団法人が管理運営を行っており、この公園も武蔵野プレイスが管理している