旧桜堤小体育館 解体へ

 12月12日の市議会文教委員会で旧桜堤小学校体育館の今後について、解体し運動広場にすると行政報告があった。
 解体する理由は、今後の耐用年数、利用者数を考えるとコストが過大であること。児童数の増加対策が懸念されている桜野小学校が体育館として利用する必要がないことを理由としていた。

 この日の説明では、改修すると2000~3000万のコストがかかる。他に更衣室や事務室などが必要になりこの設置も含めると4000~5000万円となり、改修しても使える年数は10年程度。これまでの利用者は、年間700件、8000~9000人の利用者との説明だった。また、体育館のある場所は建築基準法により一般市民が利用する体育館は設置できず法的に課題がある(これまでは学校施設として開放していた)ともしていた。
 
 今後は利用者に代替施設を紹介する一方、平成25年度に旧桜堤小学校の校舎利用を整理した後、26年度以降に解体し運動広場にしていくとしている。

■報告を聞いていると、とにかく壊したいとの前提で考えているように思えてならない。改修費用も時間がたつとどんどん増えていくのも不思議だ。この日の報告では、これまでには想定していなかった更衣室などが必要になることが分かり1000~2000万円がさらに増えるとしていたが、これは運動広場を整備したとしても必要なはず。何も体育館のためだけに作る必要はない。算定に入れるのは、コストを増やしたいためと思えてしまう。
 さらに、更衣室を除いた3000万円で10年間使えたとなれば一年間で300万円。一日あたり1万円を切るコストだ。管理費を入れたとしてもそう高くはないはずだ。事業内容がまったく異なるので適切な比較ではないが、一日あたり140万円かかる武蔵野プレイスに比べればお得な事業だと思う。

 また、建築基準法の規定でこの場所は一般開放できる体育館が建てられない。建築指導する立場の市が法的に課題のあることはできないとしていたが、ならば今までは何をしていたのか。さらに、適切なメンテナンスをしてきたのか、もし、落下した天井材で人が怪我をしたら責任を負えたのかというそもそもの管理に問題があったのではとの疑問も残る報告だった。体育館は無駄な事業なのだろうか。壊すのは、もったいない。

【資料】
2012年12月12日文教_旧桜堤小体育館の使用中止について.pdf