市総合体育館 65歳以上の利用料、無料から100円に

 12月11日の市議会総務委員会で市施設の使用料・手数料を見直しする条例が審議され、賛成多数で可決した。総務委員会で審議されたのは、市民文化会館や芸能劇場、公会堂、吉祥寺美術館内にある音楽室、かたらいの道市民スペース、松露庵、市民農園などの使用料など。19日の本会議で成立し来年4月1日から改定される予定。
 条例ではないので議会が決める話ではないが、気になったのは、付属資料に市総合体育館施設の使用料について、65歳以上は無料としていたのを100円にすることだった。

 総合体育館の使用料は、400円で市民は200円。65歳以上は無料となっているが、この65歳以上の無料を一律に100円にするというもの。有料にすることで年間約480万円の歳入を見込んでいる。
 タダより高いものはない、ではないが、誰が使ってもコストはかかり、今後、長く施設を使うことを考えれば65歳以上の方でも一定の費用負担を求めることは必要だと思う。しかし、実際に使用している人の経済状況はどうなのかなど基礎的な情報についての答弁がなかった。お金に余裕があるのであれば、使用料は必要だと思うが、低所得者である場合は考え方が異なるからだ。体育施設を使うことで健康を保つことができれば医療費などがかからず、全体を考えて税金からの支出が減ると考えられるからだ。規則で定めるため議会の議決では決めることはなく市側が決めてしまえることなので、判断はできなかったのだが、議決が必要であればもっと調査が必要だと思った。

 有料化で使用率が低くなってはそれはそれで困るもの。所得がどうなのかも分からないのだからフォローアップをすることだけは要望をした。
 100円でどれだけ財務状況が変わるのか、それとも、たとえ100円でも負担すべき。両方の考え方があるが、基礎情報がないため、今後、注目されることになるだろう。

 他の見直しは、歳入増が目的ではなく、実際のフルコストに対してどの程度の費用負担を求めるかという徴収率が施設により異なるので2割程度に整合性をとったというものだった。そのため、私も賛成をした。
 

■松露庵は半額に値下げ

 今回の見直しには、桜堤にある松露庵(公園内にある茶室。雰囲気はいい)の使用料を半額に値下げする議案もあった。これは使用率が低いため、料金を値下げして使用率を上げようというもの。ただし、どの程度上がるのかは算定していなかった。
 また、使用率が上がればいいが、それでも少ない場合にはどうするのかと質問をしてみ。明確な期日についての答弁はなかったが、4年に一度は他の施設などの使用料を見直すことになるので、そのときにまた判断するとしていた。もう少し、それぞれの説明に根拠があってもいいのにな、と思う提案だ。これも少しに気になるものだった。

【資料】
2012年12月11日総務_24年度使用料手数料等見直し一覧.pdf