学校の統廃合も視野  公共施設の再配置

 9月10日の市議会総務委員会で「公共施設配置等の考え方について」の行政報告があり、今後は公共施設を抑制していきたいとしていた。この公共施設には、学校も含まれている。


 武蔵野市では、必要とされている公共施設は武蔵野プレイスの建設で終わり、今後は維持管理と建て替えが中心となる。一方で税収増の見込みはなく、高齢化による扶助費(福祉関係費用)は増え、上下水道の更新も必要となっている。限りある財源下で市の持続可能性を考えると、現在ある公共施設をこのまま維持し続けることはできない。必要性や地域特性などを考えながら抑制していく(少なくしていく)との考え方の説明だった。
 今後、11月に市内三か所で説明会を実施。今年度内に方針を固め、平成28年から始まる予定の第五期長期計画・調整計画に反映したいとしていた。具体的な施設名は、現状では不明。調整計画の策定で示されるかもしれない。

公共施設 市内の公共施設については、平成23年9月に「武蔵野市公共施設白書」を作成し、維持管理費用や今後の課題を整理している。
 気になるのは、公共施設の中身だ。この白書には現状での公共施設の床面積などが記されているが、内訳をみると学校施設が50%を占めていることが分かる。つまり、抑制するとなると学校施設が大きな比重を占めることになるのだ。
 この点について質問をしたが、学校の統廃合、もしくは、複合化(学校と福祉施設などの併用)も考えていくとの答弁だった。
 学校の建て替えは今すぐには予定されていないが、少なくも調整計画策定時には、建替えるか、統廃合するか、もしくは複合施設にするかが問われることになりそうだ。考え方は理解できるが、学校がなくなることで感情的にもいろいろな問題が出てくるだろう。そのときに、どのように解決するか。どれだけ多くの市民に納得してもらえるようにできるかが問われてくると思う。直近ではないか、今後に大きな課題を示した報告だった。

図は公共施設白書より

【参考】
2012年09月10日総務_公共施設再配置等の検討の考え方について.pdf