自転車ネットワーク計画の策定状況

 国土交通省と警察庁による市区町村における自転車ネットワーク計画の策定状況調査結果が公表された。
 武蔵野市のように平坦なまちは自転車が利用しやすい。また、環境にもいいことを考えれば、駐輪場だけではなく、自転車専用レーンなどをより整備する必要があるはずだ。それも、自転車の行動範囲を考えれば一自治体だけではなく周辺自治体と連携すべきだろう。



 この調査は、今年の4月に開催された「安全で快適な自転車利用環境創出に向けた検討委員会」が両省庁に対して提出された「みんなにやさしい自転車環境-安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた提言-」に、地域の課題やニーズに対応しつつ、安全で快適な自転車通行空間を効果的、効率的に整備することを目的に、面的な自転車ネットワーク計画を策定することが必要であるとされたことから行われたもの。

 調査結果には、市区町村別の計画策定状況がある。
 これを見ると、武蔵野市は「今後、具体的に計画検討を進める予定」となっていた。

 周辺自治体は下記。

  三鷹市=計画検討中、準備中
  小金井市=今後とも計画を検討することを考えていない
  西東京市=今後とも計画を検討することを考えていない
  杉並区=今後とも計画を検討することを考えていない

 三鷹市が一歩リード。武蔵野市が追随しているが、その他の周辺自治体は計画の検討さえしないことになる。

 地理的な条件が異なることは分かるが、自転車利用者としては、これでは困るのではないだろうか。財源がない理由があるのかもしれないが、まずは、どのようなネットワークが必要かを考える必要があるのではないだろうか。さらに、広域自治体の連携を考えるには東京都の役割が重要になるが、この調査では見えていなかったのが気になるところだ。

000221686 図は、調査にあった計画を検討することを考えていない理由の内訳。全国調査なので地理的条件がことなり一概に考えられないが、東京などではもっとネットワークを進めるべきだと思う。

 自転車ネットワークが進みそうで進まないようにも思えてしまう結果だ。