武蔵野市議会 原発再稼動反対の意見書採択へ 原発全廃は否決

 武蔵野市議会総務委員会が6月20日に開かれ「原発の再稼働に反対する意見書の国への提出に関する陳情」が審議され、賛成多数で採択(可決)した。6月28日の本会議で成立する見込み。一方、同時に審議された「すべての原発を再稼働させず廃止とする陳情」は、賛成少数で否決された。

「原発の再稼働に反対する意見書の国への提出に関する陳情」は、原発の再稼働をやめるように 、武蔵野市議会から 、国に意見書を提出するように求めるもの。審議でも今回の再稼動の手法は情報公開の手法なども含めて納得できないとの意見が審議では各委員から示されていた。賛成した会派は、民主党・無所属クラブ、むさしの未来、公明党、共産党、市民の党。反対は自民党(総務委員会に委員がいない市民クラブの態度は不明)。

 一方、「すべての原発を再稼働することなく廃止することに関する陳情」は、再稼動だけではなく、再稼動せずにべての原発を廃炉にするように国へ意見書を提出することと脱原発首長会議に参加している邑上市長が会議の内容を広く市民に知らせることを求める内容だったが、賛成少数で不採択(否決)となった。賛成した会派は、民主党・無所属クラブ、共産党、市民の党。反対は、自民党、むさしの未来、公明党。

 どちらの陳情も再稼動を反対するものだが、結果は分かれてしまった。採決のさいの討論で意見を述べたのは民主党・無所属クラブ(川名)のみだったので、理由は分からない。28日の本会議で示されるかもしれない。

 私が賛成したのは、再稼動する必要性や安全性について現状では十分なデータがないこと。再稼動をするのであれば、これらの情報他に、被害が及ぶ地域を含めた地元自治体の合意の後に国か決めるべきであること。再生可能エネルギーなどの拡充や省エネを進めるには、まず原発全廃を政治的に決断することが必要と考えたからだ。