旧桜堤小体育館 結局は取り壊しへ

 市議会の一般質問で天井の一部が落下したことで使用中止になっていた旧桜堤小学校の体育館について、第五期長期計画では取り壊すことにしているという趣旨の答弁があった。耐震検査などを行うか検討しているとそれまでは答弁していたが、長期計画で取り壊しを決めているのなら検査をしても意味がないことになる。
 ここで気になるのは、長期計画で決められていたからとの理由。そこまで多くの市民が理解した上での決定だったのか、ということだ。



 旧桜堤小学校の体育館は、3月11日に体育館の天井部材の一部(約20センチ四方、約100グラム)が落下。けが人はなかったものの、今後の事故を防止するため、その後の使用を中止している。この件については5月21日の文教委員会に行政報告があり、今後の対応については、「武蔵野市第五期長期計画では、旧桜堤小学校は「跡地を利用し武蔵境駅圏に運動広場を設置する」。体育館使用の継続の可否等については、「利用者の利便性や安全性も考慮しつつ、改修に必要な費用、期間等を精査し、総合的に判断していく」としていた。

 それが議会の答弁では、この記載で取り壊すと決めていたことになる。そうであるなら、最初から総合的に判断するとすべきではなかったのではないか。利用者に期待を持たせてしまっていないか。何よりも取り壊すことを決める長期計画であったことを市民に伝えていたのかの疑問が残る。長期計画の記載では、体育館がどうなるかは読み取れないと思う。この点については、議会の審議が甘かったと言われるとそれまでなのだが。

 行政報告の資料によれば、体育館の利用登録団体は18。利用率はおよそ6割だ。

【参考】
行政報告資料 学校施設開放事業の一部停止について