武蔵野市 食品の放射線検査機購入へ

 市議会文教委員会で、給食の安全性を確保するために放射線の検査機を購入したいとの行政報告があった。6月議会に補正予算が提出され、可決されれば購入される予定。



 検査機は、ゲルマニウム半導体検出測定器。製品価格は一台900万円と想定されている。市は一台を購入し、主に食べた後の給食を検査することになる丸ごと検査を行いたい。購入する理由は、議会や教育委員会で陳情が採択されたことと、今以上に検査を拡充するには、購入したほうがコスト的にメリットがあることとしていた。検査する給食は、学校給食用の6調理場分と15の保育園給食分。
 
 事前の食材検査はできないのかとの質問が委員会ではあったが、食材の全量を検査するとなると膨大な手間や時間、コストがかかり現実的にはできない。国が決めた基準で流通している食材は安全との前提で食材を購入しているが、もしかしたら、を想定して検査をするという趣旨の答弁があった。

 機器購入後のランニングコストは、校正や保守費用、検査を担当する臨時職員(アルバイト)の人件費などを含め年300万円程度と想定。細かな運用方法や検査手法については、運用を行う中で検討する。検査機器をさらに増やす可能性はあるのかと質問があったが、運用してからの検討としていた。

 これまでに行ってきた外部機関に委託していた食材検査などは今後とも続けていくとしていたので、より検査体制が拡充されことになる。

 今後、6月議会で補正予算が補正予算が成立した後に契約。納入には3~4ヶ月はかかるだろうとしていた。

【視点】
 もっと早く決断しても良かったとは思うが、検査機を購入すると判断したことは評価できる。今後の運用方法はこれから検討するとしていたが、機器購入も検査もすべて市にお任せではなく、市民が主体となって検査を行うような協働型として考えるべきだと思う。