森稔さんの「お別れの会」

 去る3月8日に逝去された森ビル株式会社会長、森稔さんの「お別れの会」に参列させていただいた。
 森さんとは、マニフェスト大賞へご協力いただいていることから、一度だけお話を伺ったことがある。六本木ヒルズに、なぜ美術館や図書館を設置しているのかとの質問に、まちづくりには文化が必要だと明快に答えられていたことや他にも、多くのちづくりへの哲学を語られていたことが印象深い。このときのこともあり、森ビルが建設を担った上海の超高層ビル「上海環球金融中心(上海ワールドフィナンシャルセンター)を視察させていただいたこともある。

 
「別れの会」で森さんの言葉を集めた小冊子をいただいた。
 題して「龍になれ、雲、おのずから集まる」
 
 この中には、多くの名言があった。
『前例は自分たちでつくる』
『最後は熱い想いが人を動かす』
『街の主役は人間だ』
『街に完成はない。絶対もない。だからこそ、ベストを追い求めて進化させていくのだ』
『「変わるリスク」よりも「変わらないリスク」のほうがはるかに大きい』
『人は何歳になっても変われるものだ』
『社長自身が謙虚で貪欲にならないと、新しいことはできない』
 などなど。

 最後のページには、

『そう、「夢は育つ」のである』とあった

 こころに響く言葉だ。
 そして、いろいろと考えさせられる。まちづくりや自治にとっても参考になる。糧にさせていただきたい。

 またひとり、偉大な人が逝ってしまった。 合掌
  

【参考】
まちには文化が必要だ
上海環球金融中心視察(1)
上海環球金融中心視察(2)

moribiru