(行政資料)平成に23年に採択された陳情の処理結果2

 議会に平成23年中に市議会において採択され、執行機関に送付された請願及び陳情の処理結果及び処理経過についてが文書で報告された。陳情の件名は下記のとおり(請願はなかった)。



(1) ドッグラン開設に関する陳情
(陳受22第35号/平成23年3月14日第1回定例会)

 武蔵野市内においても、およそ1万頭の犬が飼われていると言われており、ペットと暮らすスタイルは、ごく一般的なものと理解している。
 一方では、一部のマナーの悪い飼い主によるトラブルも後を絶たない状況にあり、対応に苦慮している実情も存在している。
 武蔵川公園に開設した「ドッグラン」は平成19年5月より多くの方に利用されているところである。運営については、近隣住民の理解が不可欠であるとともに、維持管理等に関わる団体(組織)も必要条件と考えており、本市においては、武蔵野ワンワンパトロール隊の協力で現在に至っている。
 平成22年5月に策定した「公園・緑地リニューアル計画」の中では、市立公園の配置・整備方針の位置付けとして、ドッグラン等の特別な機能を有する公園緑地は、行政規模からも全市レベル1か所としているところである。しかし、複数箇所の設置について継続的な要望として受け止めており、東京都等と連携をさらに深め、都立公園を含めた事項として引き続き働きかけを行っているところである。

(2) 境南町1丁目、都市計画道路調布保谷線沿線地域の建ぺい率・容積率の見直しに関する陳情
(陳受23第2号/平成23年3月14日第1回定例会)

 まちづくり推進課担当者より陳情者に連絡をとり、平成23年6月22日及び7月8日に陳情者と面会している。
 その中で、当該道路が通常の幹線道路とは異なり環境施設帯の整備を伴う道路であり、武蔵野市としては、この環境施設帯により周辺の住環境が保全されると考えていること、市のまちづくりの総合的な計画である「武蔵野市都市計画マスタープラン」の土地利用方針においても当該地を「低層住宅地」としていることから、武蔵野市としては広域的な都市計画の視点から指定建ぺい率・容積率を上げる必要性は感じていないことを説明した。 その上で、当該地周辺の地権者が建てかえ等の事情で指定容積率を上げたいとの意向があるのであれば、「低層住宅地」の範囲内で指定建ぺい率・容積率を上げることは市としても可能と考えており、この場合は法及び東京都の運用上、地権者が沿道の地権者の2分の1以上の同意を得た上で地区計画として市に提案することが必須となることを伝え、地区計画の提案にあたっての手続き等についても説明したところである。陳情者からは、沿道地権者の意向も確認し、改めて相談にくるとの返答を得ているが、その後現在まで連絡がない状況である。

(3) 吉祥寺美術館・音楽室の存続を基本とした市民のための音楽練習施設の確保に関する陳情
(陳受23第4号/平成23年3月14日第1回定例会)

 吉祥寺美術館・音楽室については、長期計画に基づき検討していく。

第五期長期計画
・「吉祥寺美術館の拡充の要否の検討を行う。」と記述。吉祥寺地域全体としては、「駅周辺の公共施設については、吉祥寺地区に散在する市有地を有効活用し、長期的な視点で適正な配置について検討を進める。」とした。

(4) ムーパス吉祥寺北西循環(2号路線) 運行時間延長に関する陳情
(陳受23第10号/平成23年9月5日第3会定例会)

 2号路線の運行時間延長については、従前より、パス利用者側の要望として、市長への手紙及び電話等でも寄せられているが、同時に、沿線住民からは、運行に伴う振動及び騒音等の発生に関し、減便及び車両改善等の要望も多く寄せられていることから、慎重に対応してきたところである。
 また、運行事業者からは、ルートの一部である大正通りの運行にあたり、歩行者及び自転車の通行が多くなる夕刻時間帯以降の走行に難色を示す運転士の声が増えているとのことで、運行事業者とは時間帯延長の可能性について、適宜、意見交換をしてきたところである。
 運行ルート、運行回数及び運行時刻の変更等といった運行態様に関する事項は、「ムーパス」という単体の交通機能だけで対処するのではなく、総合的な地域公共交通体系の中で協議及び検討すべき事項なので、「武蔵野市地域公共交通活性化協議会」と連携を図りながら検討をしていく。
 平成23年度は、運行事業者との意見交換で出された意見、課題及び問題点を抽出して整理した。
 今後は、課題及び問題点を精査し、陳情への対応策及び改善策等の検討を行っていく。

(5) 境こども圏( 仮称) 建築計画における境幼稚園の園庭規模と幼児教育環境の確保に関する陳情( 陳受23第16号)

 境こども園(仮称)建築計画については、本会議での様々な討論を踏まえ、陳情を最大限配慮したうえで設計変更を行った。
 また、境幼稚園入園児童の保護者、境こども園(仮称)入国希望児童・の保護者及び地域住民の意見を聞く機会の場として、平成23年11月に「境こども園(仮称)開設に向けた地域協議会」を設置した。協議会委員は、境幼稚園入園児童の保護者、境保育園入園児童の保護者、地域の民生児童委員及び庁内の開設準備委員会ワーキングチームメンバーといった構成となっている。協議会では、保護者の活動などの地域との関わり方、また、園庭及び園舎の活用方法など、運営に関するごとに関して意見交換を活発に行っている。設置期間は、平成23年11月から開園前の平成25年3月までである。

【資料】
2012年02月23日請願及び陳情の処理結果及び処理経過について(2)