南相馬市で見つかった高線量の黒い物質 テレビ朝日で報道

 
 108万ベクレル/kgにもなるセシウムを含む黒い物資が南相馬市で見つかったことについて、テレビ朝日の「報道ステーション」(2月23日)と「モーニングバード」(2月24日)が報道した。なぜ高線量になったのかの原因は特定されていないが、藻類がカリウムの代わりにセシウムを吸収してしまったのではとの推測を紹介していた。乾燥すれば、飛散し体内に吸収される危険性も指摘していた。


 
 報道ステーションの公式サイトでは、『東北大学の鈴木三男教授は「藍藻類が集まって黒く見える」と話す。藍藻とは、藻の一種で光合成を行い、水分のあるところに発生する。鈴木教授は「藍藻類は成長するにあたって、新しい物質を取り込んでいく。光合成を行うカリウムの代わりにセシウムを取り込んでいくので、高い放射線量が出ている」と話す。現在、空間線量は問題ないが、今後について専門家は「(春になって)藍藻が乾燥し、放射性物質が飛散して、それを体内に取り込むのが心配」と指摘する』としている。

 この情報をいち早く発信していた南相馬市議の大山こういちさんは、自身のブログ

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屋根、壁面、道路・・・あらゆるとこのに生えているのに 何を歪曲報道?しているのか!
スタッドレスタイヤで 削られ人が踏み歩いてはがされ 舞い上がり水に流され
水たまりに集積してるのだ。
市内全域に生えている。
「限られた部分」の問題ではない。

市内全域で舞飛び 溜まって 踏まれて拡散している
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 と情報は極小化されており、実際にはもっと深刻だと警告を発し、行政が対応しようとしていないと憤っている。

 南相馬市で見つかったということは、他の地域でも可能性があるということになる。この黒い物質について、小出裕章京都大学原子炉実験所助教は、MBSラジオの「たね蒔きジャーナル」で、108万ベクレルは高すぎる数値としながらも、放射性物質がある場所で凝縮されているマイクロホットスポットは比較的汚染の低い地域にもある可能性を述べているという(「ざまぁみやがれい!」2012年02月24日より)。

 いずれにせよ、まだまだ原発事故による被害がなくなったのではない。安心はできない。注意が必要だ。南相馬市からの続報にも注目したい。

【参考】
高線量の黒い物質 南相馬市で見つかる
南相馬市の高線量の黒い物質 続報