ユーザーが店舗の改修案を決める  新たなまちおこし

 千葉県柏市でNPO法人が不特定多数の市民投票によって餃子店の改修設計を決める「お店デザインコンテスト」が行なれている。民間店舗の改修設計案を店舗を利用するユーザーが決めるという試みだ。改修前から市民の感心を呼ぶことになり、利用増が考えられる。他のまちでも取り入れることができるかもしれない。

 この設計コンぺを行なっているのは、NPO法人かしわインフォメーションセンター協会(KIC)。市が出資したインフォメーションセンターと市民とが協働により柏市と近隣市町の行政情報や地域情報、民間情報などの提供とまちづくり団体との交流、連携、支援を行うことを目的に設立されている団体だ。
 設計コンペを実施するのは、商店街にある餃子店。4人の設計者による設計案を投票にとって選ぶというもの。これまでにもうどん店と中華料理店でおこなわれており、今回が3例目となる。

 店側の思惑で改装し、客が離れてしまうことを考えれば、事前調査もできることになり、話題を作ることで店舗の宣伝にもなる。関心を持った市民が改修後には客になることにもつながる。このことが結果的にまちの活性化にも結びつくのかもしれない。
 第一回目のコンテストにより改修が決まったうどん店は、これから改修工事がおこなれる予定。新装開店の反響が気になるところだ。

【参考】
かしわインフォメーションセンター
ケンプラッツ 市民が改修案を選ぶ“コンペ”を続々実現