高線量の黒い物質 南相馬市で見つかる

 南相馬市の大山弘一市議会議員が、自身のブログで「高線量の物質」が市内の至る所にあることが分かったと知らせている。20日に記者会見も行う予定。
その物質とは、地表面に吹きたまった黒い固まりで1キログラムあたり100万ベクレルに換算できるというもの。マイクロシーベルトに換算すると251.15マイクロシーベルト/hにもなるという(セシウムのみ、地表5cmでと仮定)。武蔵野市では0.23マイクロシーベルトを超えると対策を行うことにしているが、この数値どころではないものだ。
 3.11からもうすぐで1年。原発事故が風化しているように思えることがあるが、まだまだ終わったことではなく、現在進行形であることがよく分かる。ちなみに、大山さんは『パニックを抑えるためにも潰しにかかるでしょう』と警告を発している。



 
 大山さんが住む特定避難勧奨地点の農地では、平米で8,000~10,000ベクレルだそうで、上記の黒い物質を平米で換算すると、7082万4780ベクレルにもなるという。とてつもない放射線量であることが分かる。
 大山さんによるとこの黒い物質は、地表面に吹きだまっているそうで一時避難し除染するしかないとしている。どこからやってくるかは分からないが定期的に山から吹いてくるのであれば移住しかなく、市の復興計画は根本的に覆る事態になります、と警告を発している。

 黒い物質は、「消えない夜さんのぶろぐ」に画像がある。アスファルトのようにも見えるが、放射線量を考えれば別物だろう。
「原発はいますぐ廃止せよ」のサイトには、「南相馬の黒い粉の正体は? ドイツ原発汚染で見つかったものと同じか?」との記事がありこの黒い物質について、福島原発三号機が爆発したさい、噴煙が上がったがその噴煙が黒かったことから、ウランやプルトニウムが揮発されたことを意味している。そのため、この物質は、ウランよりも重い超ウラン元素と呼ばれるものであり、福島原発の燃料棒が揮発したことを意味している、としている。つまり、水素爆発ではなかった証拠になるのだという。ハワイや米国本土の西海岸まで飛来しているとの情報もある。
 さらに、福島原発からは高放射線量の細かい塵が飛んでいるのではないか。地震が起きることで飛ぶ。4号機が倒壊すれば大変な量の放射能の塵が飛ぶでしょうとの見解もある。

 今回の情報は武蔵野市に住む方からいただいたもの。大山さんに直接確認を取らしていただいた。メールで大山さんは、「原因物質=黒煙なのかどうか? (今後の)設定や政府方針に影響が出て当然ですが、 黙殺されるかもしれません。是非、心ある方に避難したくても情報も与えられずこんな環境に住まわされて空間線量など関係ないことを感じていただきたい」と伝えてきている。近く、動画をアップする予定だそうだ。大山さんはまた、国会議員向けに下記の情報も提供している。

 
 現状では、第一情報までで、この物質の核質などの正体は不明。政府も含めて行政側の見解も出ていない。南相馬市役所は、大山さんからの情報提供をうけ、2月20日に何らかの動きをとるようだが、市長が復興支援会議出席で東京へ出張しているため対応は未定という。
 
 原発の再稼働の動きもあるが、原発事故自体が終わっていないことがよく分かる。3.11からもうすぐで一年になろうとしているが、あらためて原発を考えるべきだ。電気を大量消費している東京からもこの物質の正体に注目したい。

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国会議員各位

はじめまして 福島県南相馬市の市会議員 大山弘一と申します。

急なご連絡で恐縮です。
是非 以下の 神戸大学 山内教授の「報告書」をご覧いただきたいのです。

「放射性同位元素」そのものが発災以来、11ヶ月経った南相馬市ほか 放射能被災地に現れ始めました。

 市街地で ここかしこで目にすることができます。

恐らく 希釈拡散し落下した原発事故由来の「黒煙」等物質などが 時間とともに風雨で 凝集し始まってるのかとも思われます。

今、雪の降らない当地方は 強い 季節風の西風で 高濃度汚染地の阿武隈山地からふかふかの農地の表面をその風がたたきつけ 土埃を舞いあげ マスクをしなくなった子供たちが少なからず 吸引してしまっています。

しかし、行政は慣れ切ってしまい この報告書を見せても土日の休みを取っています。

どうか いち早く住民を助けてください。
「一度落下した放射線核種は舞い上がらないなどと 副教材に用いる文科省は大変な罪を犯しています。」

いつでも連絡ください。

 南相馬市議 大山弘一

【参考】 南相馬市 大山こういちのブログ