後期高齢者医療保険料 24年度から値上げへ

 2月6日の市議会厚生委員会に行政報告があり、24年度の後期高齢者医療の保険料が値上げになる見込みであることが報告された。保険料は二年ごとに改定されており、平成24、25年分の保険料は今回の見直しにより、一人あたり平均額が現行の年間8万4527円から年間9万3258円、8731円増える値上げになる。

 保険料は、基本的な料金となる均等割分と所得に応じて増える均等額の合算で計算されるため、ひとり一人の保険料は異なる。この日、議会に提出された武蔵野市の資料によると単身世帯で年金収入が80万円の人で年間300円の増。年金収入が211万円の人で年間5200円の値上げ。夫婦世帯で年金の合算が248万円の世帯では、年間800円の値上げ。合算291万円の世帯では6600円の値上げになる。保険料の年間上限額も現行の年額50万円から55万円となる。

 保険料が上がるのは、給付費(医療費)が一人当たり5.7%増えていること。所得(保険料収入)が4.6%減っていること。高齢者の負担率が10.26%から10.51%へと上がったことが理由。このまま保険料に反映するとより値上げとなるため基金の取崩を行い抑制を行なった結果が今回の保険料だ。保険料は、低所得者には減免、高所得者は3割負担となるが75歳以上の高齢者が保険料の約1割を自己負担するのが基本。残りの9割を国や現役世代が負担している。今後、保険料改正議案が市議会に提出され、可決すれば確定する予定だ。

 より高齢化が進み社会保障費の増額が想定されており、この制度自体が続けられるかの問題も出てきそうだ。
 
 そういえば、長寿医療制度と名称変更されたはずだが、もう使われていないのだろうか。

【参考】
東京いきいきネット 後期高齢者医療制度
武蔵野市行政資料 2012年02月06日厚生_後期高齢者医療保険料の改定について