議員がパーソナリティのFMラジオ番組

 FMさがみで放送されている番組「新どうなる明日の相模原」を視察&出演させていただいた。この番組は、相模原市議会議員が交代でパーソナリティになり、議会の情報や市政などについて音楽を交えて放送するという内容。議会の広報として参考になる事例だろう。


視察は、ローカルマニフェスト推進地方議員連盟でおこなったもの。議連の共同代表である阿部善博相模原市議会議員からお誘いがあり実現した。私の他に黒川勝横浜市会議員、斎藤直子戸田市議会議員、三葛敦志国分寺市議会と自治体、党派を超えての参加者だった。この日の番組パーソナリティは、阿部議員と西家勝己相模原市議会議員。

 番組は、選挙前の時期は放送しないものの、始まってから約10年がたっているという。相模原市議会議員のなかから、会派バランスに留意しながら交代で議員がパーソナリティになる。出演料はなく、また、広告料もない。この日は、話題となっているリニア新幹線の駅についてとマニフェスト大賞、相模原市の印象などが話題となり、あっという間に一時間の番組が過ぎてしまった印象だった。今回は出演者が多かったが、普段は、2人の議員で放送しているという。

 インターネットにより議会の情報などを動画で配信している会派や議長が動画で提供している例は聞いたことがあったが、議会として番組を持ち議員がパーソナリティとなっている例は相模原市議会が初めてだった。議会の情報を伝えることや印象度アップには効果的だと思う半面、ラジオ放送なので話すことを止められず、かつ、聴きやすく面白いネタを提供しなくてはならないため、議会とは異なった能力が必要となりどの議員でもできるとはならない。そのため、出演者には苦労がありそうだと思った。
 他の議会でも行なったほうが良いと思うが、特定議員だけが目立ってしまうと嫌がるケースがあることや、放送として話せる議員がどの程度いるかによって左右されるため、そう簡単にはできないだろうなとも思った。

FMさがみ FMさがみは、相模原市と周辺市が視聴可能なエリアとして放送している民間会社で番組の提供以外、自治体からの出資はない。放送はビルのワンフロアを使っており、こじんまりとした放送局だった。現在、4人の社員とボランティアで運営しており、経営は大変とのこと。ラジオは地域密着型の情報発信ツールとしてばかりではなく防災情報の発信ツールとしても有益でありも重要な存在だ。今後の発展にも期待したい。現在では、電波による放送だけではなく、インターネット放送も行われている。