武蔵境駅に西口改札開設へ JRが方針変更

sakai_W 11月28日の市議会鉄道対策・武蔵境駅周辺整備特別委員会でJR中央線武蔵境駅に西口改札が開設される意向をJRが示したとの報告が市からあった。鉄道高架下商業施設の開発のひとつとして開設するという。西口改札が現実のものとなりそうだ。


 西口改札を開設する方針はJRから市に示されたもの。西口改札は市道3.4.27号線(武蔵野プレイスと観音院の間を通りスイング方向に伸びる道路)に面して開設される見込み(画像の矢印)で、今後、案がまとまった段階で説明会やパブリックコメントが行われる予定。具体的なスケジュールや高架下にどのようなテナントが入るかなどは未定としていた。

 これまでJRは、西口改札について、設置を求める側が設置費用や運営費用を負担すべきとしてきた。そのため、市としては開設の要望はしていたが具体的にはなっていなかった経緯がある。今回、JRが自ら設置すると方針を変更したことで、設置費用などはJRが負担することになる。

 しかし、西口開設が開設されることで人の流れが変わり、駅舎だけではなく、駅前広場などの設計変更が必要になるはずだ。このことを質問したところ、市としての変更を考えるとしていた。駅周辺の商業者や住民などで構成されている駅場協が駅舎のデザイン案などを考えているが、この変更も必要になることになる。もしかすると、人の流れを考えると西口のほうがメインとなってしまうかも知れない。

 また、費用を出してまで西口改札を設置するということは、JRが開発することになる高架下駅商業施設へそれだけ人の流れを呼び込め利益が上げられると考えたはずだ。武蔵境駅へこれまで以上の来街者が増えて街全体の活気が出ればいいが、限られたパイを高架下商業施設が囲い込んでしまうことになれば街全体の衰退にもつながってしまう。それが民間だといえばそれまでだが。

 西口改札ができることにより、通勤・通学には便利になるが、街全体への影響が気になる。今後に注目したい。