オープンスクールはどうなっている?

 先日、京都市の小学校を視察させていただいたさい、オープンスクール(※)を止めたとの話を伺った。オープンスクールとは、オープン教室などとも呼ばれ、廊下や隣接教室との壁をなくした教室のこと。理由は、隣の教室の音などがあり授業が集中できないからだそうだ。
 武蔵野市内には、千川小と大野田小にあるが、現状でいいのだろうか。検証が必要ではないかと思う。

kyouto_open オープンスクールは『児童生徒の個別的な学習を推進するために学級や学年(学年制)を解体して,柔軟に教育活動を展開できるように間仕切りのないオープン・スペースを持った学校。この学校では,児童の自主性や主体性が尊重されるが,教師の指導性も十分に発揮される』(kotobank)というもの。1960年代以降に英米で広まり、日本でも70年代に広がっている。

 しかし、学校施設は目新しくなったが、教育内容は変わっていない。本来は、オープンスペースに合わせたカリキュラムが必要なのにクラス単位での授業がそのまま続けられいる。目的を達成するには教員数が必要だが、逆に減っている状況で意味を成していないとの指摘もある。また、音の環境設計をしっかりしないとならないのに実際には反響してしまい授業にならない、との指摘もある。
 
 京都市の話は別の視察目的で、たまたま伺ったもの。現場の先生に伺うと、隣の教室の音で授業に集中できない。閉鎖環境での授業に課題があったために作られた経緯もあり、壁を作り透明なガラス窓を入れれば対応はできたとの話を伺った。視察には教育市教育委員会の職員もいたので、どのような経緯だったか聞いたが担当者でないためか詳細は分からなかった。

 千川小と大野田小はどうなのだろう? オープンスクールになって何が良くなったのは聞くことがない。一方で、いろいろと課題は聞く。こちらも調べてみたい。

【お願い】
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よろしくお願いします。

写真は、元は壁があったという教室