学校給食の牛乳から微量のセシウム検出   使用停止に

 武蔵野市の学校給食で提供していた牛乳から、微量の放射性セシウムが検出されたことが分かった。市は、この牛乳の使用を停止したと26日、保護者へ連絡している。


 検出されたのは、8月24日に実施した第3回放射性物質検査でおこなった低温殺菌牛乳。暫定基準値200ベクレル/㎏のところ、7ベクレル/㎏が検出された。10月20日に検査機関で検査した結果が分かり、暫定規制値は大幅に下回るが、念のため教育委員会として停止をしたとしている。
 この低温殺菌牛乳は、今年度は9月までの間に提供はしていないもの。通常の牛乳の検査の結果では放射性物質が検出されていないため、通常の牛乳は今後も使用する予定としている。今後も可能な範囲で検査を行い、同様の対応を行う考えだ。
 検査は、市独自に実施しているもので、他の自治体の様子は分からない。

 一方で公立保育園の給食食材については、10月12日に検査が行われ、結果が公表されている。このなかには、4ベクレル/㎏が検出されたレンコンが含まれていたが、そのまま使用されている。どちらも微量だが。一方では使用を停止し、一方では使用していたことになる。
※下記追記を参照のこと。

 公立保育園の給食については、今後、教育委員会の判断もあったことから再検査を行い再考するとしているが、市全体としての統一的な対応と判断基準が必要ではないだろうか。
 少量の放射性物質が検出され、いち早く、念のためとはいえ対応をしたことは評価したい。しかし、どの程度までならいいのか、悪いのかの判断基準を市として持つ必要性があるはずだ。検査を強化することは歓迎したいが、給食食材がどこまで対応かも考える必要もありそうだ。子どものためには安全策を優先させるべきなのは言うまでもないが、どこまで行うべきだろうか。

追記:公立保育園の給食についても教育委員会と同様に検出された場合は使用しないことになった。12日に検出されたレンコンについても、他の食品へ変更し実際には使用していなかった。