民主党代表選挙  結局、お金かな

 民主党の代表選挙が行われている。明日、29(月)の午前11時から党員資格停止中の9名、会派を離脱している衆参議長を除く398人の国会議員だけの投票によって決まることになっている。候補者が出揃い、それぞれ政策というらしい発言をしているが、問われているのは親小沢か反小沢なのだろう。
 小沢さんについては個人的には良く知らないし偉大な政治家であることには異論はない。しかし、なんだかんだ考えてみると、小沢さんがどうのこうのではなく、小沢さんが幹事長時代に党のお金を使い、自らに好意的な議員や候補者に重点的に配分するという手法とその結果が小沢グループとなっていることが好きか嫌いか、あるいは良いのか悪いのかが問われているように思えてならない。

 

 地方議員も含めてだが、選挙での貸し借りは大きな意味を持つ。選挙期間中に応援に来てくれたなどは信頼を増すことにもなるからだ。地方議員ならそうでもないかもしれないが、国会議員の選挙であれば多額の費用を使うだろうから、お金を回してくれる人は、それこそ神様に近いような存在になってしまうのかもしれない。

 今回の代表選挙で問われているは、幹事長ポストをどのような人が取るかが裏での駆け引きであり、それはまた、お金を配分して子分を作るという古い自民党的な体質が実は民主党でも行うべきかが問われてるのではないのか、とも思う。
 自ら集めたお金を配分するのであれば、ま、昔の姿そのものということだろうが、今のお金の出所の多くは、政党助成金だ。つまり税金ということ。使い方の透明性を高めることで十分じゃないかと思うが、そうはいかないのだろうか。政治と金をどうするのか、どうにかしたいのか。今の問題はどこにあるのか。それは民主党としてどうなんだ、という論点が今回の代表選挙では見えていないと思う。

 代表選挙は、総理を選ぶことになる選挙だ。多くの国民がこの選挙には注目しているし、日本の未来を選択することでもある。お金の使い方だけではなく、論点はもっとたくさんあるはずだ。それが、これではなぁ、と思っているのではないだろうか。小沢さんのことだけ、数あわせではない論点で民主党の国会議員は説明できるように、そして、その結果に責任を持って選択してもらいたい。せめて、結果が出てすぐに執行部批判を始めるおろかなことだけは止めて欲しい。

【参考】
民主党 代表選挙