選挙公報 ネットで公開始まる

 仙台市議会議員選挙は、インターネットで選挙公報の公開を始めた。
 東日本大震災により、仙台市内から離れている有権者でも選挙公報を読むことができるようにとの配慮から行われたもの。総務省に確認したところ、選挙公報をインターネットで公開してはならないという法律はなく、今でも可能とのことだった。他の選挙でも公開をすべきだろう。

 現在の法律では、選挙期間中に候補者が自らの名前と政策を文書で配布することができない。そのため、街宣車などで大きな音を出して訴えるしかないのが実情だ。本来であれば、ウルサイ音を出さずに政策などを文書で配布できたほうが有権者にもはるかに有益だと思う。現在、首長や国政選挙では枚数の制限はあるが文書(マニフェスト)配布が可能となっているが地方議員はできないという矛盾もある。

 このことは公職選挙法の改正が必要なので別問題として、インターネットで選挙公報を公開できることは、有権者が候補者の政策を知り投票に役立てることができることになり大きな意味を持つと思う。現在は各家庭に配布され駅頭でも入手はできるが、見たいときにどこでも見ることができるのはインターネットならではだからだ。

 仙台市の選挙管理委員会に話を伺うと、大震災の対応もありインターネットを使った手法もあることが東北三県へ文書で知らされたことから始めたのだそうだ。大震災への特別な対応かと思い総務省に確認したところ、現在の法律でも公開することは可能となっているとしていた。ただし、改ざんの課題があるので、対策は必要なのだそうだ。

 つまり、手間の課題はあるかも知れないが、現在でもできるということだ。

 武蔵野市では再来年に、参議院、都議会議員、市長選挙があり、任期満了まで続くとなれば衆議院選挙もある。このときに間に合わせるように公開できるようにしておきべきだろう。

【参考】
仙台市選挙管理委員会 選挙公報

河北新報 仙台市議選 選挙公報、HPに掲載 全国初の取り組み
川名ゆうじ 地方議員選挙でもマニフェストの配布を  総務省へ要請