取手市の小学校 0.66マイクロシーベルトでも保護者が校庭を除染 

 取手市の小学校で保護者による校庭の除染が行われた。校庭で毎時1マイクロシーベルトを越えると文部科学省が費用負担をすると通知をしているが、毎時0.662マイクロシーベルトでの除去だった。取手市に確認したところ、不安に思う保護者が主催しての除染で市が協力する形での実施だったのだそうだ。このような手法は、他でもできるのではないだろうか。



 取手市は、市全体的に空間線量が高いこともあり、市が独自に市立小中学校などを二週間に一度、計測を続けてきており、除染が行われた市立白山西小学校はその中でも特に高かったのだそうだ。空間線量は、校内全体で高いのではなく、わずかに窪んだ校庭の一部が特に高かった。そのため、保護者からの申し出が市にあり、表土の2cmを削る除染を保護者の手によって行われたもの。
 除染した土は、袋に詰め校庭に約1mの穴を掘り埋め約50cmの土をかけて保存。国の方針が出された段階で処分を考えるとしている。削った表土の補充費用は市が出す。

 文部科学省が1マイクロシーベルト以上で費用を出すと通知したことから、1マイクロシーベルトがひとつの基準になっているのかもしれない。しかし、これ以下でも不安に思う保護者の思いを受け止めた市の対応は評価できるものだと思う。
 なお。0.662マイクロシーベルトは、専門の業者に依頼して計測したもので日立アロカ社製のシンチレーションサーベイメータを使用しての数値。ガンマ線のみを計れないガイガーカウンターでの数値ではない。

【参考】
東京新聞 保護者ら100人 校庭除染 取手市