足立区 独自基準の線量を超えた砂場を使用禁止へ

 足立区は、小中校や幼稚園、保育園、公園などの砂場と屋外プールの放射性物質を測定しているが、そのなかで区が定めた基準を上回る放射線量が測定された区立小中学校七校の砂場の使用中止を決め、砂場の砂を交換するという。



 足立区は、区民に正確な情報を提供するため、保育園、幼稚園、小学校・中学校、児童館、公園などの放射線量を6月27日から測定している。
  そして、国際放射線防護委員会が勧告する放射線管理基準「年間1ミリシーベルト」を今後の対策における指標値と決め、測定値が毎時0.25マイクロシーベルトを計測した場合は、年間1ミリシーベルトを超えるものとして、専門検査機関で再度検査をした後、原因となっている土壌等への対策を検討し実施するとしている。
 足立区のサイトを見ると、計算式や区の考え方が整理されて掲載されていた。正確な情報を提供するという考えと区が自ら対策を行うという姿勢には好感が持てる。

【参考】
東京新聞 7校で砂場使用中止 足立区、線量 独自基準超え

足立区 放射線による健康影響を心配されている方へ

ガイガーカウンターとシンチレーション式測定器

 余談だが、足立区が使用している測定器は、シンチレーション式サーベイメータでガンマ線のみを計るもの。私が使用しているガイガーカウンター(GM式=ガイガーミューラー式)のように、ガンマ線のみを計測できない機器による測定値よりも、4割から半分程度の低い数値になるのがこれまでの私の経験から言えることだ。 そのため、0.25という数値はガイガーカウンターでの数値にするともっと高くなると思う。
 放射線を測定する機器の統一した国内での規格は今のところないようで、機器によって数値が異なってしまうのが現状だ。そのため、何を信用していいのか分からなくなるのだが、低線量下ではシンチレーション式を使うほうがより正確な数値になるので適しているともいえる(ただし、ガンマ線しか計れない)。
 と考えて、ハンディタイプのシンチレーション式サーベイメータを購入した。堀場製作所のPA-1000 Radiというもの。武蔵野市が市内三箇所の測定に使ったのを同じものだ。来週後半から市内での測定を再開する予定。結果はお知らせします。