三郷市の小学校脇で高濃度のセシウム検出

 
時事通信が『「避難区域の拡大を」市民団体=埼玉の小学校1万ベクレル超も』の記事を配信している。
 記事によれば、市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」など6団体が、福島市内で土壌調査したところ、「チェルノブイリ原発事故での『移住の義務区域』に匹敵する」というほどの高濃度の放射性セシウムが見つかったとしている。
 また、三郷市の小学校周辺調査では、空間線量が市の測定で毎時0.15マイクロシーベルトとされた小学校脇の土壌から高濃度の放射性セシウムを検出したとしている。この濃度は、都内の清掃工場で出た焼却灰の同9740ベクレルを上回るのだという。

 


 

 子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、福島老朽原発を考える会、FoE Japan、グリーン・アクション、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、グリーンピース・ジャパンの6団体は、6月30日に「福島市の子供たちの尿からセシウム検出」のプレスリリースを行い、きわめて高い確度で内部被ばくの可能性があり、内部被ばく検査を行うことを主張し子どもの避難させべきと主張している(グリーンピース <共同プレスリリース>6/30「福島市の子供たちの尿からセシウム検出。同news「福島市・高線量の地域の子どもたちの避難を早急に」)。
 一方で文部科学省は、内部被ばく量を推定した結果、「健康影響は心配ないレベル」としている(読売新聞7/2「子どもの尿の放射能、健康に心配ないと文科省」)。

 埼玉のケースについて国の反応はまだ分からないが、福島のケースでは市民団体の主張を否定していた。確かに極めて高い数値ではないのかもしれない。でも、最悪を考えて可能なことを実行することが求められるのだと思う。これは国だけではなく自治体もだ。被害が出てからでは遅いのだ。