武蔵野市での地表面の放射線量

110501 文部科学省と厚生労働省は、福島第1原子力発電所から20キロ以上離れた福島県内の学校や幼稚園・保育園が校庭を利用する際の放射線量の基準を発表した。屋外で毎時3.8マイクロシーベルト以上となった場合、活動を制限するという(日本経済新聞・4/20)。武蔵野市での心配はないとは思うが、自宅で地表面の放射線量を計ってみた。

 毎時3.8マイクロシーベルトの数字の根拠は、年間の積算被ばく放射線量が20ミリシーベルトになるかどうかで決められたもの。ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告が示した年間許容線量は1~20ミリシーベルトであることから1日8時間を校庭など屋外で過ごすと仮定して出されたとされている。
 しかし、『法令では、放射線作業をする施設では3カ月の積算で1.3ミリシーベルトを超える恐れがある範囲を放射線管理区域と設定する。年間換算では5.2ミリシーベルトで、文科省が目安とした値はこの4倍近い』という(日本経済新聞・4/27)。そのため、日弁連が見直しを要請し小佐古内閣参与がこの件もあり辞任したと報道されている。

 福島県での数値論争は今後に注目したいが、武蔵野市はどうなのか。5月1日に桜堤の自宅の庭で地面で計測してみた。110501-2

 計測方法は、地面から約1mの高さと地面にガイガーカウンターを置き、約10分間の数字の上限を記録してみたもの。

 結果は、1mの高さが 0.08~0.15マイクロシーベルト/h
     地表面が、0.13~0.19マイクロシーベルト/hだった。

 朝に雨が降った影響があるのか分からないが、これまでに室内で計測している数値を変わらないものだった。この数値だけで考えれば、大きな問題は武蔵野市ではないだろうと思える。

 ただし、ガイガーカウンター自体の精度は分からないし正式な計り方も知らないのでので、あくまでも参考値。
 計測は、他の場所も含めて今後も続けてみたい。

【参考】
毎日jp 東日本大震災:福島県内、学校の屋外活動制限 「年20ミリシーベルト」広がる不安