補正予算可決  総合体育館、本会議場の改修などに1億円 これからの議場を考える 

 3月28日の武蔵野市議会本会議で22年度5回目となる補正予算が提案され全会一致で可決、成立した。補正予算の中身は、11日にあった地震により施設の破損があった市役所隣の総合体育館の改修費6000万円と天井が崩落した市議会本会議場などの改修費用の2380万円、東日本大震災による職員の残業代などの約1000万円増が主な歳出内容だ。

 第5回補正予算は、歳入と歳出の合計を、610億9207万円から1億402万1000円増やし611億9609万1000円とするもの。地震の影響により資材が入手できず工事ができなかった武蔵野プレイスなどの費用は繰り越されている。財源は財政調整基金からの繰り入れで対応する。



 総合体育館の修繕費は、メインアリーナの天井の一部が落ちたことにより天井構造を再検証したところ、大幅に修繕が必要なことが分かったことなどへの対応。現在、メインアリーナ(ランニング走路含む)、サブアリーナは使用ができなくなっており、全施設の使用再開のめどは今のところたっていない。そのため、4月24日が投票日となる武蔵野市議会議員選挙の開票作業もできない状況だ。開票作業は隣接中学校の体育館などを検討中。

 崩落した本会議場の改修は、資材の撤去と最低限、使用できるまでの仮復旧するまでの費用。バリアフリー化や照明の暗さなどの課題対応は今後、検討されることになる。議場01

 本議場の改修については会派代表者会議があり、バリアフリー化も含めて全面改修するか、それとも仮復旧程度にするか協議された。全面改修となると1年は時間がかかること。今の議員の任期が4月で終わることもあり、費用が最も少ない仮復旧程度にして、後は改選後の次の議会で判断してもらうことになった。
 新議会は5月に召集されるが、そのさいには本会議場ではなく、3月議会で行ったように委員会室を仮本会議場として使用することになるずだ。現在は26名定員にたいして24名であるため、なんとか座ることができているがプラス2名の席をどのようにするか、インターネット中継で全議員を写すことができない、マイクの数が足りないなどの課題が残されている。
 

【視点】
 天井が崩落した本会議場だが、そもそもを考えてみたい。本会議として使用するのは年間に1ヶ月間もない。天井の照明が落ちた全員協議会室は、使っても年に数日。使わない年もある。全員協議会室は、市の会議室が足りないときには貸出をしているが、正直なところ、使用率を考えれば非常にもったいない。市民や市のイベントなどでももっと使用すればいいのに、とかつて提案したことがあったが、議場は神聖な場所という考え方もあり“施設開放”はできていないのだ。
 武蔵野市議会は市役所東棟と南棟7階のワンフロアを使っているが、議会によっては市役所とは別棟の議会棟を持つところもある。二元代表制なのだから施設は別という考え方かもしれないが、使用率を考えればどうなのだろうと思う。
議場をどう考えるか。私は、普通の会議室でも十分議会はできるとも思っている。これからの議員の考え方で変わるかもしれない。