23年度予算 争点は三鷹駅北口

三鷹北口広場改善工事_ページ_4

 武蔵野市23年度予算審議が続いているが、争点となっているのは三鷹駅北口広場の改善工事についてだ。予算審議では災害対応についての質問が多かったが、土木費の質疑では、これまでの広場整備についてプロセスへの疑問や広場の整備案自体に納得ができないとの意見が多かったからだ。

 三鷹駅北口広場の改善工事は、バリアフリーのために歩道と横断歩道の段差をなくすことや長年の懸案になっている北口交番前の横断歩道の歩行者と車との交差を解消すること、ムーバスのバス停の改善のために行われるもの。現在、22年度予算で西側部分の改善を行い、23年度予算で東側を行う計画だ。

 これまで三鷹駅北口広場の改善については、昨年の11月29日の建設委員会に行政報告が行われている。その後、事業説明会などが行われているが、三鷹駅北口住民や商業者の十分な納得が得られていない。なぜ今の計画なったのかプロセスが不明確だとの意見が議会内には強かった。三鷹北口広場改善工事_ページ_2そのため私の所属する民主党・無所属会派から予算資料として、現在の案(画像上。別図C)が決まるまで検討した案(画像中・別図B。画像下の別図Aは今までの広場)も資料として提出するようにと要望し、今日の土木費の審議の前に資料が提出されていた。

三鷹北口広場改善工事_ページ_3 別図Cの現行案の最大の特徴は、交番前の横断歩道をなくし路線バスの降車場を広場東側、牛丼の松屋前に移動することで、歩行者と車との交錯をなくし安全性を高めるというものだ。
 しかし、土木費の審議では、この形状にするために今の広場東側の歩行者用の“島”をなくしタクシープールにすることから、一般車両の進入路とバス、タクシーの動線が二重に交錯することいなり危険性が高まるのではないか。歩行者動線が変わってしまうことで不便にならないか。何よりも現状でも事故がないのだから、住民への説明が不足していることや現行案でも課題があるのだから急がないで時間をかけて検討をすべきとの意見が多くの議員から出されていた。

 土木費の審議は終わったが、明日、23日は予算審議の最終日。予算委員会での採決が行われる。予算案をそのままで可決するのか。それとも、予算委員会として何らかの意思(否決、修正、付帯決議)を示すのかが注目される。

【視点】
 地元住民や商業者への説明の方法には課題があったのは確かなようだ。今日の答弁でも反省点があるという答弁があった。また、納得が得られるよう市がベストと考えているC案ありきではなく、納得してもらえるよう時間はかけたい。要望したから出したことではあるが、計画の策定過程の案も資料として提出したことなど市の対応は評価できる。決まったことを説明するのではなく、課程のプロセスも住民と協議していくというこれからの自治のあり方としても意味がある。
 最終日には、しめくくり総括として、これまでの審議の再確認の意味でもある総括な質問ができる日程がある。ここでの質疑で委員会としての意思が決まるはずだ。さて、どうなるか。