地震被害 武蔵野市では本会議場の天井が崩落

議場01 今回の地震による被災者の方々へお見舞い申し上げます。

 さて、武蔵野市内では今のところ、大きな被害は出ていないようだ。市内で行われる予定だったイベントの中止も相次いでいるが、災害情報を含めて詳しくは武蔵野市防災安全センターWEBをご参照ください。

 市役所庁舎で最も被害が大きかったのは市議会の本会議場のようだ。天井が崩落し議会が開催できない状態となっており、現在立ち入り禁止となっている。人的な被害がなかったことは幸いだが、インターネット中継などの機器が使えるかはまだ分からない。現在のところ、余震が予想されていることから内部への立ち入り禁止となっているため確認ができないからだ。


 武蔵野市議会の本会議場は特殊な形状をしているため、今回の被害になったのかもしれない。市役所庁舎は、南棟と東棟、西棟に分かれているが、南棟と東棟を上からまたぐような形で本会議場が作られているからだ。本会議場の中央のフロア部分は、南棟と東棟の間に浮かんでいるように作られている。議長席の後ろの両側にある太い円柱の柱があるが、これは、庁舎の天井部分から議場のフロアを吊るための柱で、地上、もしくは下の階から支えているものではない。そのため、あくまでも推測だが、南棟と東棟の揺れに差が出たために本会議場の天井がねじれ崩落してしまったのではないだろうか。天井は躯体から吊られている構造のため、余計に弱かったのかもしれない。議場02

 このほか市議会の全員協議会室の照明ケースが落ちた被害もあった。各種の議案の最終的な賛否は本会場で採決することと決められているので、今後の運用が課題となりそうだ。

 いずれにせよ本会議場はすぐには使えないだろう。武蔵野市議会議員選挙が4月にあるため、4月は使うことがないはずだ。改選後の臨時議会を開くまでに改修ができるかが課題だ。議場03

写真は上から

・天井が崩落した本会議場
・落ちないで躯体に残ったままの天井部分
・照明のケースが落下していた全員協議会室