小児用肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン接種 武蔵野市でも見合わせ

 小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)及びヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)を含むワクチン同時接種後の死亡例が4例報告された。現在、調査が行われているが、念のために接種を一時的に見合わせるように厚労省は自治体及び関係製造販売業者へ通知している。この通知を受けて武蔵野市でも一時、見合わせることになった。



 厚生労働省の通知を受けて、市は武蔵野市医師会を通じて医療機関へ見合わせを通知したと3月8日の市議会厚生委員会で報告があった。今後は、厚生労働省が専門家を集めてのワクチン接種と死亡との因果関係の評価などを行う検討会が開催されるため、その結果を受けて考えるとしている。

 また、子宮頸がん予防ワクチンが供給不足となっていることをワクチンの製造会社から3月4日に連絡が市にあり、新規の予約受付を中止していることの報告もあった。市は医療機関への通知、ホームページなどでの広報活動を行っている。供給不足については、国と都が製造会社へ安定供給の要請を行っており全国の在庫状況の調査や、厚生労働省は実施要領の手直しを検討しているという。

 子宮頸がん予防ワクチンは、13歳から16歳の女子を対象としており三回の接種を行うもの。市は接種一回に付き1万4439円(自己負担1500円)を助成している。供給不足への対応は、助成が切れる16歳については延長しての接種へも助成すること。三回接種することで抗体ができるため、一度接種した人を優先させたいと厚生労働省からの通知もあったとしている。

 一時見合わせに冠するQ&Aは下記(平成23年3月5日 健康局結核感染症課医薬食品局安全対策課発表資料の転載)。
 なお、ワクチン接種には死亡例を含む副反応があると以前から警告されている。何事も100%安全ではないということだろうか。ご参考まで。

THINKER 子宮頸がんワクチンの危険性

【参考】
厚生労働省
 小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて
 検討会による結果もアップされる予定。

・画像は市議会に提出された武蔵野市の資料
 

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小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチン接種の一時的見合わせについてのQ&A

●問1 なぜ、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種を一時的に見合わせたのですか。

 3月2日から4日までの間に、報告医によれば因果関係は評価不能又は不明とされていますが、小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含むワクチン同時接種後の死亡例が4例報告されたため、至急調査をしているところです。
 情報を収集し専門家による因果関係の評価を実施するまでの間、念のため接種を一時的に見合わせることとしたものです。
 なお専門家による会議は3月8日に開催させていただく予定です。

●問2 最近、子どもが小児用肺炎球菌ワクチン又はヒブワクチンを接種したのですが、大丈夫でしょうか。どのようなことに気をつければよいでしょうか。

 我が国でも発売以来それぞれ100万人から150万人程度の子供に接種されたと推定されており、特に著しい問題は生じていないことが先日行われた調査会で確認されております。また、今回の報告については、接種当日(3例)または3日後(1例)に生じており、接種数日を経ている方についてはご心配ないものと考えられます。またこれらの亡くなられた子どもさんの状況についての予防接種との関係については、現在至急調査を行っているところです。
 特に接種直後から数日以内に、高熱、ぐったりしているなど、普段と異なる症状が見られる場合には医師に相談してください。

●問3 小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンを同時接種する場合ではなく、いずれか一方を接種することも見合わせているのでしょうか。

 ワクチンとの関連を評価するまでの間は、念のため、単独での接種も見合わせることといたしました。

●問4 DPT(ジフテリア、百日せき、破傷風)3種混合ワクチンの接種は見合わせていないのですか。

 DPTワクチンは従来から定期接種ワクチンとして広く使用されているワクチンであり、これまでの我が国での接種の実績からみて接種を見合わせることとはしていません。
 一方、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンは我が国での発売以降の期間がそれぞれ1年又は2年程度と短く、また、昨年11月から開始した接種事業により接種者数がそれ以前に比べ増加している状況にあるため、評価を行うまで念のため一時見合わせることとしました。

●問5 接種の見合わせはいつまで続きますか。

 因果関係の評価を行う専門家の会議を3月8日に予定しており、少なくともそれまでの間は接種の見合わせをお願いいたします。その後の対応は、検討結果を踏まえて速やかに決めたうえ、改めてご案内いたします。

●問6 来月、次回の接種を予定していますが、接種できますか。

3月8日に開催する予定の、専門家の会議の結果を速やかに公表する予定ですので、その結果をご参考にしてください。

以上。厚生労働省のリリースより転載

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