民主党の造反国会議員 で、何がしたいの?

 民主党の国会議員16人が、民主党会派からの離脱を表明。予算案に反対する可能性もあるという。党の運営や予算案に不満があるのは分かるが、不満をぶつけることは別のところでやってくれ、と言いたい。今の時期は、予算案をどう成立させるかを考えるべきで、予算が通らないことには地方自治体の予算だってままならない。国民の生活を第一に考えれば、今のこの時期にやってはならないことだ。造反して、国民の生活が具体的に何がどうよくなるのか。

 今回のことは、子どもが自分にかまってくれないから親を困られてやろうとプチ家出をしているような印象を受けた。会社だって同じこと。組織に所属している以上、自分の思いが全てかなうわけではない。自分の思うようにできなから仕事はしないぞ、会社にいないで近所の喫茶店にいるけど給料は頂戴、身分も保証してねと言っているようなものだ。大人がする行動ではない。

『民主党に吹いた追い風に乗って比例代表名簿順位の下位にいながら当選した「棚ぼた組」と呼ばれる議員ばかり。知名度アップや実績をつくる機会も与えられないまま、ハシゴを外されてたまらない。数の『力』を最大限に発揮できるのは今しかないと思うのは当然だろう』(JCAST テレビウオッチより)という理由で、いま刃向かえば再選の目もあるかもというのが本音だろうか。小沢元代表に忠誠を尽くすことに批判はしないが、誰のために政治をしているのか、する気があるのかを聞きたい。

 それにしても、政局と自分の保身ばかりが最近の国政だ。今回の造反を自ら仕掛けたと公言する元国会議員まで出てくる始末。そういう話は自慢するのではなく、棺おけの中にもっていくものだ。あまりの低レベルに唖然としてしまう。

 年度末の解散も現実味を帯びてきた。今の時期に解散することは国民生活を犠牲にする。それを分かっていて解散するのは勝手だが、その前に何を問う解散なのか。何が具体的にどのように良くなるのかを示すべきだ。解散したら自らの政党に有利だから、利権を取り戻せるからと言っているように思えてならない。今の日本はそんなことは二の次ではないのか。

 地方議会・議員は不要との批判は多いが、国会議員のほうが要らない、多過ぎとも思うのは私だけだろうか。