「夢がない!」 基本構想・長期計画で全員協議会

 1月31日に第五期基本構想・長期計画の討議要綱について、市議会全員協議会が開催された。
 討議要綱に対して議員と策定委員との間で意見交換が行われたのだが、議員側からは、この要綱には夢がない。将来の姿を示す夢を書くべきだとの意見が多く出され、策定委員からもそう思うとの返答があった。

 第五期基本構想・長期計画は、平成24年からの10年間の市政運営の基本となる計画だ。討議要綱は、その計画のあくまでもたたき台。今後、市民との意見交換などを経て、市長案となり市議会が議決することで決まる。

 この日の意見交換は、討議要綱ということもあり個別具体的な事業についての是非の議論はなかった。全体としては、子ども施策や公教育を充実すべきではないかという意見が議員には多く、策定委員からも重点化を考えてみたいとの意見も出されていた。

 これから争点となりそうなのことに、西部図書館などで検討をするのではなく、○○するなど確定的な記載となっていることが考えられるが、決まったのではなく議論をするためにあえて書き込んだものだと策定委員からの返答はあった。しかし、そうはいうものの断定的な書き込みがあることは、議論が起きなかったり市民が気がつかなかったとなれば、そのまま進められることになる。たいていは、検討をすると書くことが多いのに、わざわざ断定として書き込んでいることに何かの意図があると勘ぐられてしまうのではないだろうか。これは考えすぎだろうか。
 これからは、記載された事項への市民側のスタンスも問われることにもなりそうだ。

■西部図書館 議会の決議は知らされていたか
 
 西部図書館の跡地利用については、議会で決議が出されれていることを策定委員は知っているのかの質問があった。委員長は知っていたが、策定委員からは1月18日に資料として出されているとの返答があった。議員に討議要綱が配布されたのは24日の16時頃。18日から資料を読み込んでこの記載にしたというのだろうか。時間軸を考えると、ドタバタ状態で討議要綱を確定したように思えてしまう。時間がないの仕方がないのかもしれないが、策定委員に情報が適切に伝えられて今回の書き込みになっているのかという疑問が残ってしまった。
 委員長からは、検討のほうが適切だったかも知れないとの意見があったが、他の断定的な箇所も含めてなぜこのような段的な記述になっているのか今後、市民との意見交換でもポイントになりそうだ。

■討議要綱は全戸配布

 私からは、確定的にかかれている箇所について、市民がどれだけの思いを持っているのか注意を払って欲しいと意見を述べた。西部図書館、児童館、旧桜堤小学校、泉幼稚園跡地などの利用法について市民が参加したようは議論は行われていないからだ。行政からの資料だけを見て判断すべきではないと思うからだ。
 討議要綱は、全文を市報として全戸に配付する予定としていたので、この姿勢は評価したい。

 提示された課題については、課題Cは当然のこと。Dについては、事業コストを明確にしたうえで他の施策との優先度をこの計画で議論できるようすべき。Bこそがこの計画の目標に掲げるべきもので住み続けられる武蔵野市にする計画にすべき。そのためには、Aにあるようにコミュニティの活性化が必用。子育て世代を増やすような施策とコミュニティに参加できるような入り口をなるべく多く作るようにこの計画を策定すべきとの意見を述べた。

 いずれにせよ、アレコレ書いたが、討議要綱はあくまでもたたき台だ。「夢」がないのは全戸に配布するためにページ数を少なくしたことも理由かもしれない。これから内容を濃くし、具体的に煮詰めていくことになる。多くの市民が参加していく今後が最も大切だ。要注目!

■市民との意見交換

 今後、下記のスケジュールで市民との意見交換が行われる。次は市民の出番だ。

2月19日(土) 9時  ~17時   市役所811会議室 (関係団体対象)
2月20日(日) 13時30分~15時30分 市役所601会議室 (圏域別・中央地区対象)
2月26日(土) 13時30分~15時30分 商工会館ゼロワンホール (圏域別・吉祥寺地区対象)
2月27日(日) 13時30分~15時30分 スイング・レインボーホール (圏域別・武蔵境地区対象)
 

■討議要綱は市のサイトにある。メールなどでの意見も募集中
 

【参考】
武蔵野市議 川名ゆうじの武蔵野blog
 31日に全員協議会 テーマは第五期基本構想・長期計画討議要綱
 
 議員向けに長期計画要綱、配付される。