夕張市長 議員へ“転進”? 

 藤倉夕張市長が4月に実施される夕張市長選挙に出馬せず市議会議員選挙に出馬することを記者会見で表明した。毎日新聞(1/12)によれば、秋田県横手市での例があるとしているが、合併によるもの以外ではこのような“転進”は例がないようだ。



 行政内部を知る人材がいることで審議内容の厚みが増えることになり、議会活性化面ではプラスになるように思う。市民感覚は大切だが、審議で法的なことや仕組みを知らずに勝手なことを言っているだけ、聞いているだけでは審議としての意味がどうなのだろう。電話で聞けば分かることをわざわざ議会で質問しなくてもいいじゃない、とは、他自治体の議員からよく聞くことだ。行政の“理屈”を知った首長経験者による質疑で夕張市議会が変わるのか、何よりもどのように質疑をするか興味深い。

 とはいえ、王様、殿様とも言われるほど権限が集中する首長を経験した後で議員で納得できるのだろうか、と思う。議会としての意思(議決など)には法的にも権限があるが、議員個人にはさしてないからだ。国会議員から首長へ転進した経験者に聞くと、ワンオブゼムの議員よりも首長のほうが、責任は集中するものの自ら決定できるので面白いとの話も聞く。当選したらの仮定付、さらにチームとして取り組めるかどうかの考え方の課題もあるが、注目すべきことだろう。
 他に続く人は、現れるだろうか?

【参考】
STV動画ニュース 藤倉市長は「市議選」に