武蔵野市 予算編成過程を公開へ

 武蔵野市が予算の編成過程を公開することになった。
12月16日に23年度予算へ向けての第一次査定内容が公開される予定だ。公開をすることは高く評価したい。だが、課題も残されていると思う。


 これまでの予算の公開は、2月の議会前に市長が次年度の施政方針と予算の概要を公開するまでは分からなかった。この後、議会で予算案審議で詳細が分かってくるというもので、どのように市役所内部で検討をして予算案が作られたのかはブラックボックスだった。今後の地域主権時代を考えれば説明責任を果たす意味でも武蔵野市が過程を公開することに踏み切ったことは大きな意味があると思う。編成過程を公開している自治体は少数だからだ。
 今回公開される内容は、初めてということもあり、全ての内容ではない。総務費や民生費などの目的別予算と人件費や維持補修費などの性質別予算の予算要求状況と査定状況が公開される。12月16日に公開が予定されているのは、第一次の査定内容からだ。

★究極の市民参加、協働は予算を市民とともに作ることだと思う。情報の透明性を高めるだけではなく、その意味からも予算編成過程の公開は必要だとこれまで主張してきたこともあり、今回、市が編成過程の公開をすることにしたのは高く評価したい。しかし、市民が関心を持つのは、費目ごとの金額ではなく、具体的な事業(事務事業)にいくらの予算が付いたのか、あるいは、なくなる、減ったかだと思う。今後は、事務事業ごとにどのような理由で予算が付けられたが分かるようにすることだろう。今回は公開の第一歩。今後に期待をしたい。

 画像は、議員向けの配布された資料にあった参考図。予算の編成スケジュールが分かる。

yosan