基本構想・長期計画策定委員会(第四回) 論点のたたき台が示される

 11月16日に開催された武蔵野市第五期基本構想・長期計画策委員会を傍聴した。この日は第4回目。事務局から主要な論点のたたき台が示されていた。本格的な議論はまだ始まっていないが、配布された資料からは今後の論点が垣間見られた。


 提案された主要な論点のたたき台は下記。カッコ内は、委員会に示された簡単な説明。

1.都市基盤リニューアル
・下水道再構築(相当程度覚悟が必要だろう)
・水道一元化(今後のリスクは)
・吉祥寺駅南口広場整備(他の駅との競合も含めて再浮上のための入り口)

2.コミュニティ
・住みやすい地域であるために(現状でよいのか)
・さまざまな地域の自主的活動の支援(自主三原則のありよう)
・地域の課題解決解消の担い手(活動の担い手の高齢化、固定化)
・市民として関心の高い事項

3.施設の再配備
・市民施設の再配置計画(昭和40年代の施設もありバリアフリーでないものもある。リニューアルも含めて相当の財政的な覚悟が必要だろう)

4.子育て環境
・少子化状況への対策(財政面やコミュニティにも影響があるのでは)
・待機児対策や子育て環境の充実

5.地域福祉の推進
・地域リハビリテーション
・在宅福祉のあり方。

 これらはあくまでも事務局側からの提案。この日は個別の課題などの議論はなく、今後の進め方や考え方の大枠のついて策定委員から事務局への質問があったり、考え方についての意見交換が主だった。
 事務局からの説明では、都市基盤のリニューアルで380億円程度が見積もられているなど、財政への覚悟が必要。先の市民会議でも議論されていたが、コミュニティをどうするのかが大きな論点になるのかもしれない。

 これらの項目を重点にするか。あるいは、他の課題も取り上げていくかは今後の策定委員会の考え、流れによっても変わるようだ。策定はまだまだ始まったばかりで全体像は見えていないが、課題はさまざまにあると思えた委員会だった。

■論点になるか 勝手に推測してみると…

 この日の委員会では議論されなかったが、分野別の論点案が資料として配布されていた。いくつか気になる項目があったので、川名が勝手に思った論点になるかなぁ項目として記してみた。これらは委員会での議論はまだで、今後はどうなるか分からない。また、説明もないので、なぜあげられているかも分からない。現状ではどのように議論されるか全く分からないままでのもの。当然、議論しなくてはならない項目だとは思うが、勝手に推測したものとしてご理解を。

・健康福祉施策~財源の確保。(現金給付から現物支給へ。受益者負担の検討)
→健康施策と福祉施策の整理?

・くぬぎ園跡地の活用方針と長期的な介護保険のあり方
→軽費老人ホームであるくぬぎ園には住んでいる人もあり、どうするかは現状では決まっていない。跡地とあることは、施設の廃止が決まったか?

・保育園設置運営形態のあり方~公立園民営化後の保育園設置運営形態のあり方
→公立園を4園残す方針が変更になるのか。子ども協会ではない純粋な民営化もあるか?

・旧泉幼稚園跡地利用
→公費で購入以来そのままとなっている。いよいよ利用法を決めるか?

・(学校の)学区のあり方(児童数の減)及び、校舎の老朽化
→小中学校の統廃合を検討するか?

・プレイス開設後の図書館運営のあり方
→中央、吉祥寺図書館も指定管理者制度を導入するか?

・地域コミュニティを基盤とした市民自治や議会と長との関係を含めた自治基本条例の検討
→国による制度変更の動向が不確定要素としてあるが、議会の位置づけ、役割の明確化を考えるか?