武蔵野市の合計特殊出生率 また最低  都が区市町村別の合計特殊出生率発表

 東京都が2009年の人口動態統計年報(確定数)を発表し、区市町村別の合計特殊出生率も発表された。東京都全体では1.12で前年よりも0.03上昇している。多摩地区でも上昇しているが、武蔵野市だけが0の壁を切れず、0.86だった。武蔵野市は、多摩地区で毎年最低の合計特殊出生率を続けているが、これでまた最低記録の更新となった。


 データは、東京都が厚生労働省が公表した「平成21年人口動態統計(確定数)の概況」もとに集計したもの。東京都全体では、平成18年から4年連続増えている。一方で武蔵野市は、私の手元にある平成5年からのデータを見ると、平成16,17年の0.77という最低データから向上してはいるが、毎年、定位置の最低を続けている状況だ。

 武蔵野市には若い人が多く住むことからこの数字へつながっているとこれまでは市は議会などで説明をしている。しかし、この数字を見ると将来を見越して考えれば現状のままでだめということになるはずだ。
 武蔵野では、これまでに保育園の増設や中学校給食の実施など子ども施策にかなり力を入れてきており、私は高く評価したい。しかし、このデータを見れば今以上が必要になるはずだ。

■武蔵野市の過去5年間の合計特殊出生率 

平成
16年 0.77
17年 0.77
18年 0.89
19年 0.85
20年 0.90

■平成21年(2009年)の市部での合計特殊出生率順位

1 羽村市 1.51
2 武蔵村山市 1.45
3 あきる野市 1.42
4 東大和市 1.42
5 福生市 1.37
6 東村山市 1.33
7 昭島市 1.32
8 稲城市 1.31
9 小平市 1.31
10 府中市 1.31
11 青梅市 1.30
12 日野市 1.28
13 八王子市 1.23
14 東久留米市 1.23
15 町田市 1.19
16 立川市 1.18
17 調布市 1.15
18 国立市 1.14
19 多摩市 1.14
20 小金井市 1.13
21 清瀬市 1.13
22 三鷹市 1.10
23 西東京市 1.09
24 国分寺市 1.04
25 狛江市 1.03
26 武蔵野 0.86

【参考】
東京都報道発表 平成21年 東京都人口動態統計年報(確定数) 平成22年10月29日