北町保育園への雨水貯留層

 9月13日の市議会建設委員会で現在の北町保育園のある場所に水害対策として雨水貯留層を整備するとの行政報告があった。北町保育園について、先の文教委員会で隣接地の土地を購入できたことから移転先への園舎設計費用の補正予算が審議されている。保育園跡地に設置する雨水貯留層については、建設委員会が担当となるためこの日の報告となった。



「北町1丁目における水害対策及び都市計画緑地の整備について」の行政報告によると、想定されている雨水貯留層の規模は、約6000立方m程度。事業費は約15億円。今後、規模や事業費はさらに精査される予定で縮小も考えられる。平成24年に設計が行われ、25年度に保育園の園舎を解体した後に着工し27年3月が完成予定だ。

 この工事スケジュールが出されたことで、今後の北町保育園の課題も明確になった。それは、新北町保育園の園庭は現在の園舎がある場所で想定されているため、園舎の取り壊しや雨水貯留層の工事期間中には園庭が使えなくなることだ。水害を考えれば移転は早期にしなくてはならないと思うが、その間の保育をどのようにするか。特に外遊びだ。想定では26年3月が完成予定。この時に園庭も完成することが予定されているが、それまでの保育プログラムが課題になる。
 行政報告では、予定されている貯留増は最大規模のもの。容量を少なくすれば工期は短くなるが、どうしたものか。また、工事期間中の騒音なども課題になるだろう。慎重に行えば工期が長くなってしまうことにもなる。いずれにせよ、移転が明確になったことで細かな課題がでてきている。市だけではなく、保護者とともに考えていくべきだろう。

【資料】
北町1丁目における水害対策及び都市計画緑地の整備について