また、市税滞納者名寄台帳を紛失

 9月8日の市議会総務委員会に行政報告があり、市税滞納者名寄台帳の一冊が紛失していることが判明。盗難の可能性があることから警察への盗難届けを提出し、庁内でも捜索しているとしていた。名寄台帳の紛失についれは、今年の3月に引き続き二度目。6月には市長などの減給処分が行われたばかりだった。



 市税滞納者名寄台帳は139冊あり、個人情報が記載されている。そのうちの一冊が紛失していたもの。9月3日の20時30分に冊数を確認したところ、一冊がなくなっていたことが判明した。台帳の最終使用日は記録簿によれば9月2日。9月3日の朝には台帳があることが確認されているため、2日に紛失、もしくは盗難にあったらしい。納税課では、前回の紛失事件への対応として台帳の電子化を進めており、その整理を進めていたさいに起きたもの。台帳の収納場所は鍵がかけられていた。現在のところ、個人情報が流出したことは確認されていないとしていた。

 市では下記の対応を行うとしている。
 ・台帳に記載されていた人へ訪問し謝罪と説明
 ・市報、およびホームページへ掲載
 ・台帳の電子化は10月を目途に完了させる
 ・保管場所の管理体制と確認体制の強化

 総務委員会では、市長が陳謝し組織をあげて対策強化すると発言。その後に説明が行われたが、ある委員から、誰かがやっているのは確かだ。庁内のあり方を考えて欲しい。それは、行政が現場軽視になっていないか。パソコンはうまくなったが実際の市民と接することができなくなっていないか。人事の問題ではないか。光のあたらな部署で起きていることに原因はないか、という質問があり、指摘の点は重く受け止めているとの答弁があった。
 紛失は、誰かがやっているのは確かだろう。職員であるとすれば、なぜ起こしたか。その理由を心理的なことも含めて考える必要があるのかもしれない。いずれにせよ、今年に二回目の事件。行政として大きな問題だ。