武蔵野市の将来人口予測  子ども施策が重要になる

jinkou 8月18日の市議会総務委員会で武蔵野市の将来人口予測の行政報告があった。これから策定が始まる第五期基本構想・長期計画の基礎データとするもの。2031年(平成43年)の人口ピラミッドを見ると80歳以上の高齢者の増加と子どもの数が非常に少ないことが分かる。今後の政策の重点をどこに置くべきかが分かる資料だ。



 行政報告で示された人口ピラミッドは、現在の武蔵野市の状況(人口構成や住宅状況)のままでの前提でどのような人口構成になるかを推計したもの。武蔵野市の人口は、昨今の大規模集合住宅(法政中高校跡のマンション、三鷹駅北口の超高層マンション、桜堤団地建替え跡地のマンション)などの影響もあり平成31年の13万9047人をピークに緩やかに増加し、その後減少すると推測している。

 平成43年の人口ピラミッドを見ると、武蔵野市の人口の平均年齢が50才代となり、武蔵野市だけではないが超少子高齢社会になることが分かる。特に0歳から9歳までの人口が極端に減少してしまうことが特徴で大きな問題だ。平成43年以降も考えれば、平均年齢が60歳以上となる。働き手世代が減少することでの税収減、高齢化による社会保障費などの増を考えると武蔵野市の財政は危機的な状況になることが容易に予想ができるからだ。

 推計は、あくまでも現状のままの条件でのもの。子どものいる世帯、子育てに武蔵野市へ転居してきてもらう、子どもが育ちやすいまちにするなど子ども施策の拡充などで人口構成を変えていくことが今後の最重要になるはずだ。それも、理念だけではなく具体的に何をするかが早急に求められている。

画像は、議会に報告された資料の人口ピラミッド(原文は白黒)。下が、平成43年。

【資料】
武蔵野市の将来人口推計(平成22年~平成42年度)について