市民社協と福祉公社 事務所移転で市民から要望書

 社会福祉法人武蔵野市市民社会福祉協議会と財団法人武蔵野市福祉公社の事務所移転問題で、市民から移転についての要望所が事務所移転検証委員会に提出された。提出したのは、社協などで福祉ボランティアなどに携わっている方々。要望書には、市内各地で地域の福祉を担っている団体の代表や個人による賛同者の名前も記載されている。
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 要望内容は、『旧中央図書館跡地もしくは武蔵野市の中央部への早急な事務所移転を求めます』と『武蔵野市長の政治判断、各団体や関係者の連携、市の行政上の手続きや市からのしかるべき資金援助など実現に必要となる環境整備を速やかに行うことを求めます』の二項目。

 理由については要望書の文面をご覧いただきたいが、事務所移転だけの問題ではなく、無償でボランティアを担っている人たちへ相応の処遇をしてこなかったこと。武蔵野市の将来の福祉ビジョンが明確でないのに移転を決めるべきではないというのが主張だ。このままで移転をするのであれば、市民ボランティアの支持と協力を失い、武蔵野市の福祉を大きく交代させることになる、と警告している。

 移転先はまだ明確になっていないが、両団体と市はこの要望書を提出された方々の想いを真摯に受け止める必要があると思う。一時的に移転できる場所があれば、時間をかける意味での仮移転という選択肢も考えるべきだと思う。これまでの検証委員会で傍聴者から同様の意見もあったからだ。
 たとえ狭くとも仮移転をしてから要望書を提出した方々や福祉を担っている多くの人たち、両団体の職員、そして、市も含めて武蔵野市の福祉をどのようにするかのをまず固めて、そのビジョンを達成するのに必要な事務所機能と規模を考えるべきではないだろうか。最初から正規の事務所へ移転するのに比べて短期的にはコストはかかるが、人の想い、気持ちには変えられないと思う。長期的にみれば必要なことだろう。
 これまでの方針から変更になるかもしれないが、市民が主役の市政としては考え直すべき。誰にも批判はされないと思う。