セラミックスで都市型洪水対策

 7月29日の夜のNHKニュースがセラミックスによる都市型洪水対策の実験が行われていると伝えていた。保水性のあるセラミックスをビルの屋上などに配置しておくことでゲリラ豪雨時には雨水を吸収させ洪水対策にするというものだ。



 この保水セラミックスは、INAXが開発しているもので保水率が60%あるという。ゲリラ豪雨には、雨水を一時的に貯留しすることで大雨がいっきに下水道に流出することを抑制し、都市型水害の防止に役立つとしている。
 また、貯留した雨水を晴天時に蒸発させることでビルなどの温度上昇を抑え、ヒートアイランドの緩和にもなるとしている。保水セラミックスの素材は、タイルなどの原料を採掘するさいに利用できずに捨てられていた窯業廃土を使うので、資源の有効活用にもなるとしている。ただし、壊れやすいので人や車が通るような場所への設置はできず、ビルの屋上などでの設置が想定されているそうだ。

 巨大な貯留層を作ることもいいが、このような技術を使うことでの対応も考えていいと思う。これからの公共施設の屋上に設置することも考えるべきだろう。

【参考】
日刊工業新聞 INAX、環境新素材「保水セラミックス」を開発・実証試験中